みなさんごきげんよう。
10月になりました。ついに増税しましたね。まだまだ先のことだと思っていたらあっという間ですが、なんとなくそれほど大きな話題にはならないままなんとなくそうなったって感じですがみなさんはいかがでしょうか?
今日はSNSについてのお話です。
ボクなりのTwitter論を私見たっぷりでお伝えしようと思います。
興味のある方は最後までお付き合いください。
Twitterでよく見かける企画というもの
☆☆Twitterコンサル企画☆☆
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抽選で3名様
無料でTwitterコンサルさせてもらいます!【条件】
▶️○○○(@○○○)をフォロー
▶︎このツイートをRT
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【期限】
○月○日23時59分まで
ぜひよろしくお願いします
最近こんなツイートがリツイートされてきてタイムラインに流れてくるのが多いのですが皆さんいかがでしょうか?
ちょっと前に元ZOZOの前澤さんや青汁王子なんかが現金プレゼントみたいなものもやっていましたが、それとはまた少し違うようです。
彼らは同じような雛形に自分の名前を落とし込んでこのようなツイートをします。彼らの主な目的はフォロワーを増やすことのようです。
彼らのプロフィールを覗きに行くと、スクロールしてもしても同じようなツイートをしている人たちのリツイートばかりが並んでいます。
というのも、彼らはそういうコミュニティを形成してお互いを紹介しながら、それが楽しそうだ思う人や同じようなフォロワーを増やしたい露出を高めたいという共通の目的がある人をどんどん巻き込んで拡散していくのです。
こうやってボクの目に入ってくるという時点でその作戦はある意味成功であって幅広くツイートは拡散されていっているんですよね。
フォロワーを増やして影響力を高めたいという目的があってその手段として「企画」を立ち上げることをボクは否定したりはしません。ただ自分はやりたいとは思わないからやらないし、そういう人たちとはあまり関わりたくないのが正直なところです。
強迫観念を感じたらクソつまらなくなる
ボクのフォロワーさん(おそらくTwitterを始めてまだ間もない)が最近この手のコミュニティに属するようになっています。ボクがあまり関わりたくない人たちなので普通ならリストから外して距離を置くところです。
でも、その人はとても熱心で真面目な方なのでしょう。「企画」を追い始めた頃には熱心にリツイートしたり、その人を引用リツイートで一生懸命に応援されていました。ところが最近その頻度がだんだん減ってきていて、ついに自分のツイートの中で「フォロワーの皆さん、最近紹介や応援ができなくてすみません!プライベートが忙しくて本当にごめんなさい」と謝り出したのです。
おそらくボクが説得したところでその人には届かないだろうし、その人はその方法が正しいと思い込んでいるだろうから今更周りから何を言われても批判にしか受け取れないのだろうと思います。
そういう界隈のインフルエンサーと呼ばれる人たちの常套句が「give&give」という一見とても美しい言葉です。人のために尽くして尽くして尽くしてこそ報われるのだという「教え」です。
一部の成功した人たちがそのことを自分の実績としてツイートするとそれを信じてやまない「信者」の人たちはフォロワーを増やして影響力を高めるためにはそれが原理原則なのだとすら思ってしまうのでしょう。
そしてその界隈で影響力のある人はそれを諌める人たちを批判者として遠ざけるように耳打ちをするのでしょう。
give&giveが閉塞感を生む
本当に「give&give」がフォロワーを増やし影響力を高めるのでしょうか。
そんなことは決してありません。
実はボク自身もその罠に落ちたことがあるからです。
Facebookを始めた2011年ごろ第一次インフルエンサーブームというのでしょうか。いいね!を1000もらえるくらいの影響力を身につけましょうというようなセミナーやコミュニティが林立していました。それはヘビーにFacebookを活用している人にいいね!やコメントをどんどんしようというものでした。そうすることで返報性の原理を利用したいいね!を獲得するというものでした。確かに数字はどんどん増えていきます。
しかし、それと同時に「あの人の投稿を見に行けていない」「あの人の投稿にコメントをしなければ」という強迫観念というものが生まれてきます。しかし一度甘い果実を口にすればなかなかそこから離れることはできません。いいね!やフォロワーを数でしか捉えていない人にとっては結局それは自分を着飾るためのブランド服でしかないのですが、それをなかなか手放すことができない無間地獄に落ちるのです。
「give&give」というのは耳障りのいい言葉ですが、結局は裏を返せば「強迫観念×強迫観念」なのです。
そうなってしまえばもうあとはかけた時間のあまりの大きさに対しての後悔と虚しさだけが押し寄せてくるのです。
結局講師として手法を広めたり、その中でカリスマ的な振る舞いができたほんの一部の人たちだけが「影響力」を得られるのかもしれません。その他の人は利用されるだけ利用されるのです。
インターネットの世界はそういう影響力を利用したビジネスめいたものが横行する世界でもあるのです。
自分らしさを求めると俄然楽しくなる
ボクは面と向かってその人に対してアドバイスを送ることはできません。だからこのブログを読んで気づいてほしい。ハリボテの影響力を得ることやいいね!やフォロワーを数として追うことの虚しさを。
そしてあなたはそういう人を応援しなければいけない環境に陥ってしまっていてそこから抜け出せないでいるのでしょう。
でも、気づいてほしい。Twitterのコミュニティはそこだけではないということを。自分らしく、自分の思考や行動をツイートしているだけで心を通わせたり、自然と応援ができる関係性があることを。
いいねを押すことにリツイートすることに強迫観念を感じるのであれば、今すぐそこからは離れた方がいい。自分がどこにいるか、どこに属するか、誰と仲良くするか、何をツイートしたいか。その選択権は全てあなたにあるのですから。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) October 1, 2019
SNSを持続的に楽しむためには無理をしないことです。無理に好かれようとしたり自分ではない自分を表現し続けてしまうとやがてそれには馴れるけど虚しくなる。不器用でも自分らしさを伝え続けていくとやがて自信につながると思うのです#らしくあることで自分が好きになる