みなさんごきげんよう。
今週は何かとエネルギーを使う仕事が多かったのでブログを書くということがかなり億劫になっていました。
ボクは書きたい時に書くというスタンスなんで基本はそういう自分を責めたりはしませんけどね笑
ふとしたことで自分がなぜSNSを始めたのかというルーツを考える機会があって色々考えていたら感じたことがあったので今日はそのことについてつらつらと書いていこうかなあと思います。良かったら最後までお付き合いください。
SNSでの失敗を積み重ねて今がある
何度かブログには書いていますがボクはSNSに真剣に取り組み始めたのは比較的早く2012年ごろです。始めたきっかけは自分自身が会社員として会社の看板に頼ってこれからの時代を生きていくことに不安を感じていたからです。
個人として発信力をつけて誰かに影響を与えられるくらいの力を持たなければならないと思っていたんですよね。
でもそれがボクの場合一旦方向を見失って「いいね!」を得ることだけが目的になってしまっていたんです。これでは自己承認欲求は満たされるけれども本当の意味で人にいい影響を与えることなんてとてもできません。
他者目線を欠き誰かに不快な思いをさせていたことも今となってはとても反省しています。
でも、そういう数々の失敗の体験がボクのSNSへの向き合い方を変えて、付き合う人を選ぶ目を養ってくれたことに間違いはありません。そういう意味で自分のやってきたこと自体には後悔はありません。むしろ早いうちからSNSに対して真剣に向き合ったことは良かったなあと思っています。
SNSがボクに与えてくれた恩恵は今まで出会うはずのない人に出会わせてくれたこと、自分自身の健康とSNSを組み合わせることでランニングを習慣化できたこと、ブログでアウトプットすることがモチベーションとなり読書を習慣化できたことなど数え上げれば数え切れないほどたくさんあります。
会社員として発信者として生きること
結局SNSを始めてから8年くらい経って40歳も越えてしまったけれど自分自身の人生に大きな変化を起こせていないのが実情です。8年間くらいずっと毎日のように発信をし続けているけれどボクは会社員のままで変わらない日常を送っています。
発信を始めた30代前半の頃はボクは自分が影響力を持ちたいと思いながら実はSNSの世界の中での「影響力」というものの魔力に囚われていたのだと思います。要は影響力の高い誰かの枠に勝手に自分自身を押し込めて会社員でいることがダサいと思っていたり会社員でいることに劣等感を感じていたのだと思います。
でも40代になった今感じるのは当時のボクは生きる熱量が足りていなかったということに尽きます。会社の組織で起こるネガティブな面ばかりに目を向けてしまい勝手に会社員でこのまま昇進し続けることに絶望していたのだと思います。当時のボクにもっと上に立って変えてやるという上昇志向があれば将来の自分を守るためにSNSに真剣に取り組んだりせずにもっと仕事に没頭していたのかもしれません。でも少し疲弊していた当時のボクにはそこまでのメンタリティーを持つことができませんでした。
そしてもう一つ言えることは会社に対する感謝と責任感が圧倒的に足りていなかったということです。当たり前のように給料をもらい熱量低く仕事をやらされ感でやっていた自分を今の自分なら間違いなく叱咤していたでしょう。完全に考え方がマイナスだったから仕事の結果も良くなるはずもありません。感謝が足りていなかったのです。
でも逆にあの時SNSに真剣に取り組んだからこそ今SNSでの人間関係は非常に良好なものになっています。毎日のように刺激され刺激し合うような関係性を築けたことはあの時SNSに取り組み始めたから得られたものだと感じています。
春ですね〜。僭越ながら新入社員にひとことアドバイスしておくと、サラリーマンほどSNSをやっておいた方がいいよって事。なぜなら、サラリーマンだとマネタイズを急ぐ必要がないから。純粋に信用と関係性のみを作りにいける。後で絶対役に立つからがんばって!貯金するよりおすすめ。
— わいざん|横山 文洋 (@yzan_travel) 2018年4月5日
会社員時代賞を獲るような活躍をした彼が独立してからフォロワーの新入社員に送ったツイートです。
このツイートにボクはなんだか今までの活動を全肯定されたように思えたんです。2012年のあの時「会社員は社畜」というSNS上の価値観に打ちのめされたボク。
それが救われたような感じがした瞬間でした。
ボクの周りには本当にすごい人たちがいる
最近のボクがSNSに属しているコミュニティで一番ワクワクするのがわいざんサロンです。
このコミュニティに属している人たちが本当に魅力的で刺激的です。とにかく色々なことに果敢に挑戦する人が多い。
160人を越える大所帯になってきているけど主催のわいざん自体が同調圧力が嫌いな人間なんで古参がドヤったりロム専の人に発言を無理強いしたりすることは一切ないんです。
ここに属する人たちの活動がそれぞれに刺激的です。
- 起業した会社を譲ってチャンネル登録数3万人超えのyoutuberになった人
- ゴキゲン思考という生きづらさを感じる人を助ける思考を広める哲学者
- お金に縛られない飲食店をつくり優しい世の中づくりを目指す料理人
- 農家と消費者の壁を取り払うために若い農家に影響力を与え続けるきゅうり農家
- 食育に取り組み野菜づくりの楽しさと厳しさをyoutubeで伝え続けるナス農家
- 人と人が関わる場を提供してお金の知識を伝える風水師兼切り絵作家
…数え上げればきりがありませんが、それぞれが自分の人柄を出しながら行動力を発揮しているのが垣間見れるんですよね。
ボクが特に最近すごいと思っているのがボクと同じ会社員のすみへいです。
すみへいは〇〇会社の住田さんではなくて完全にすみへいという人間そのものが知られる存在になりつつあるように思います。同じ会社員としてすみへいの活動はとても刺激になりますね。 https://t.co/d99NjUc1eO
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2019年6月23日
彼は会社員をしている傍ら不定期の週末に「喫茶すみへい」という言わば青空喫茶店を開いています。自ら役所に手続きをして機材やコーヒー豆を自前で用意して無料で夜の飲屋街の近くの公園で無料でコーヒーを振舞っています。その取り組みも10回を越えてファンができてファン同士が交流するような「場」になっているようです。
彼も試行錯誤しながらその過程をTwitterやブログで発信しているからすごく主体的に応援したくなるんですよね。一歩ずつ着実に自分の「好き」に対してまっすぐ進む彼の姿勢には本当に脱帽です。
こんな風に会社員や主婦の皆さんも何らかの行動を起こしているのがわかるのがこのコミュニティのすごいところだと思います。良かったら覗いてみてください。
正解は自分が決める
そんなふうに2012年SNSを将来の自分を守るためにと強迫観念から始めたSNS。それは今やボクにとって毎日を楽しく前向きに過ごすための動機付けツールとなっています。
もちろんボクの周りの人がどんどん行動を起こしていくのでそれをすごいなと思う反面劣等感を感じることも多々あります。
でもそんな時はボクはこの劣等感をとことん味わい尽くします。そして自分には何ができるのかと思考を転換するようにしています。健全な劣等感や葛藤というものは人を成長させるものだと信じています。そういう意味では今の環境はボクにとって成長のためにはモッテコイの環境だと思っています。今は自分にできることは行動を起こそうと頑張っている人の応援くらいしかできないけれどいつかボクにやりたいことができた時にしっかりとその行動を発信していきたいと思っています。
ボクの経験から言えることですがどうかSNSで持て囃されている価値観に振り回されてコンプレックスを持たないでほしいと思っています。それならば自分で付き合う仲間をしっかりと選んでその中で健全な劣等感を感じながら自分の行動のエネルギーを蓄えていくことをオススメします。
自分の正解は自分で決められるようにしておきたいものです。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2019年6月22日
若い頃は常に誰かの正解に自分を寄せようとしていました。最近になりようやく正解は決まってるものでなく自分が導き出すものだと感じます。人の基準で自分を測って貶めるのは自分への冒涜です。正解は自分が自分の内側で創り出せばいいんです。#正解を求めず創る納得解