イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【思考】持論を持とう|自分が自分らしくあるために

みなさんごきげんよう

ついに30万キロを共に走ってきた愛車を手放す時が来てさみしい反面次の車の納車にワクワクしているイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

今日は最近読んだ元大阪市長橋下徹さんの著書「異端のすすめ」からの気づきをシェアしたいと思います。興味ある方は最後まで読み進めてもらえると嬉しいです。

 

 

自分の中に「持論工場」を持て

知識や情報をインプットして、それを基に持論を構築する。ある程度持論構築の訓練を積むと、だんだんできるようになっていきます。
これは原材料を放り込むだけで最大の付加価値のある先端製品を作ってしまう「工場」を自分の中に持つようなものです。

橋下さんはこのようにSNSで発信力を強化するためには自分の中に「持論工場」を持つことが大切だと語っています。

そしてそのためには新聞やネットから知識や情報をインプットしながら、必ずそこに自分の意見を脳内で添える習慣をつけることだと。
橋下さんはこの習慣を20数年間も続けられてきているそうです。

そして単に知識や情報をアウトプットするのでは意味がなくそこに持論がなければならないとおっしゃっています。
確かに知識や情報ならさらに見識のある方はいるでしょうし埋もれてしまうしそこに持論が反映されてこそ個性になるし記憶に残ることもできるのでしょう。

インプットだけでは頭でっかちになるしアウトプットをしなければ血肉にはならない。それはボクも以前から思っていて毎朝意識的に自分が本を読んで学んだことやフォロワーさんのツイートから学んだことを訓練だと思って自分なりに咀嚼して140文字のツイートで表現しています。

かれこれ8年くらい続けているのですが確かにこれをやっていると自分の中で持論が形成されていくのが自覚できます。もちろんそれは自分の成長度合いやその時に影響を受ける人によって変わっていきます。それ自体はブレているのではなくて柔軟に受け入れることによって最適化されていっているのかなあと思っています。


橋下さんはTwitterではむやみにコメントなしの単純リツイートをすべきではなく引用リツイートを活用すべしとの論調をとっていますが、昨今のデマ情報の増加等を考えるとリツイート名誉毀損や事件に加担する恐れもあり確かに危険性を秘めているように思います。
反面、引用リツイートには持論を乗せることができます。
元ツイートに対して疑問を呈することもできるし、元ツイートの信憑性をさらに強固にすることもできます。
そういう意味で自分の持論を育てる訓練の場としてのTwitterというのは今の時代においては大切なプラットフォームなのだと思います。

 


発信は自分が起点となる

それを受けてボクが思うのは発信には責任が伴うということをたくさんの人が再認識するべきじゃないかなってことです。

マスコミが煽るからマスコミはクソっていうツイートは世の中に蔓延しています。あたかも自らは正義でマスコミは悪だとでも言わんとするように。

そのマスコミに踊らされていた層がTwitter上に増えてきてデマやワイドショーネタを拡散するようになってきているのが現状なんだと思います。

リツイートにしても本当に慎重にしなければアカウントの信頼って簡単に損なわれる。このコロナショックを通して感じているのはそんなことです。

minohen.com
先日の宇野常寛さんのコラムにもありましたが世の中の流れを読んでマジョリティに加担して自分の安全基地を確保した上で失敗した人や目立ちすぎる人を集団で吊るし上げて石を投げつけるような風潮は本当に無責任極まりないなと思います。


空気を読むのではなくあくまで持論を大切にしたい。
だからボクは一定以上の受信はかえって害悪だと思っているし受信を絞ることは発信を洗練させるためには大切だと思っています。


発信には覚悟が必要です。
それは認知と引き換えに人を傷つけてしまうかもしれないという覚悟です。

持論を持ち自戒的に発信したとしても必ず一定数それによって自意識過剰的に受け取り傷つく人もいるということです。

発信をすればもうそれは自分の元を離れて受信者に委ねるしかありません。アドラー心理学的にいうと他者の課題とするしかありません。


それを受け入れた上でではないと発信することが恐怖でしかありません。
多くのTwitterから消えていく人はそれに耐えられなくなるからでしょう。でもそれを乗り越えた上で得られるものはそれ以上のものがあるように思います。

 

 

持論を持つことで流されない自分であろう

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今の時代、自分の持論を世界に向けて発信できる時代です。

だからこそ気をつけなければならないのは何か大きな力に加担してしまわないということです。自分の発信を他者にいたずらに利用されたり、人を傷つけることに手を貸すようなことはしてはいけません。

せっかく手にした武器は自分の成長のためにを第一義に、そしてその成長による果実を他者に分け与えられるようになることがベストなのだと思います。

 

訓練によって持論を磨き上げて決して同調圧力に屈することなく自分だけの山を登りたいものです。