イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【SNS】目的は明確に|自分の求めるSNSのあり方を追求しよう

みなさんごきげんよう

ようやく県外移動の自粛が解除されましたね。今朝ランニングすると近所の有名な神社に観光客が戻ってきていてやっと経済が回り出すなあとホッと一息をついたイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

さて今日もSNSのお話です。
こちらの記事もあわせて読んでもらえると嬉しいです。

 

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SNSに削られてはいないか

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そもそもSNSを使う目的がみなさんにはあるはずですよね。

ビジネスに活用するためであるとか、好きなことで共通のつながりを作りたいだとか、好きな有名人の日常を追いたいだとか。

 

特に発信に使う目的が明確ではないとしても多くの人が「有用な情報を得るため」という前提的な理由があると思います。

そもそも誰しもが自分にとっての何らかのプラスになること(自己成長や知識の獲得、人とのつながり)を求めてSNSをスタートさせてるはずです。

そのためには何度か書いていますが受信を極力絞り情報の取捨選択能力を高めていくことが大切だと思うのです。


こんな時代だからこそネガティブなツイートが蔓延します。
誰かの失策を叩いたり、デマを撒き散らし差別を助長したり。芸能人の不倫を自らの正義で裁いたり。

本来の目的だった「有用な情報を得る」ところから興味本位で泥沼を覗き込むと泥沼から手が出てきて引き摺り込まれてしまうのがSNSの怖さだと思うのです。

だからこそ本来のSNSを使う目的に立ち戻るように自分を軌道修正することが大切なのです。


SNSは自分にプラスになるように自分自身が主演・監督・企画・演出・プロデュースするものです。
SNSによってあるいはあなたをコントロールしようとする人によって時間や気持ちを削られているならば一旦離れるべきだと思うのです。

 

SNSを使う目的を明確にする

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Twitterのトレンド情報に踊らされずに一度は自分がSNSをしている目的は何だろうということを再度自問してみましょう。

ちなみにボクがSNSをしている目的を改めて考えてみるとコミュニケーションを通して相互依存できる関係性をつくりたいということに尽きます。

 

依存している人は、欲しい結果を得るために他人に頼らなければならない。自立している人は、自分の努力によって欲しい結果を得ることができる。そして、相互依存をしている人々は、自分の努力と他人の努力を引き合わせて最大の成果を出すのである。

 

読まれた方も多いと思いますが「7つの習慣」という本の中にこのように書かれています。


ボクが求めているのはどこの誰だかわからない人がツイートしたバズった名言ではありませんし、誰彼構わずつながるということはしません。

コミュニケーションを通して自分自身の価値観やマインドが近しい人とつながり関係性を育みたいのです。


そして自分自身がリアルに努力したり悪戦苦闘している姿をありのままに発信することで誰かが勇気付けられたらいいと思っているし、SNSでつながっている関係性の近い誰かが頑張っている姿や楽しく毎日を過ごしている姿を見て元気になれたり自分自身も明日を生きる活力をもらえます。

そんなお互いが次元上昇できる関係性をつくることが大きな目的です。

 

リアルとSNSをごちゃ混ぜにしてそういう関係性を築けたとしたらこれほど強いものはないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

【SNS】強迫観念から離れる|SNSを最大限に楽しむメンタル

みなさんごきげんよう

いよいよ梅雨入りですね。波のないシーズンなので自粛期間が過ぎたのになかなかいい波に有り付けないでいるイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

さて今日はSNSをしていると誰もがぶつかる壁とその解消法についてボクなりの考え方を書いていこうと思います。

興味があれば是非読み進めてくださいね。

過去にこんな記事も書いていますのでよかったら併せて読んでみてください。

 

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SNSは気になることが溢れている

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今やかなりSNSでは図太くなっているボクですがこんなボクでも繊細になっている時期はありました。

誰かがいいね!してくれたたらいいね!しなければ相手に失礼だろうと忖度したり、コメントをしてくれたら必ず返事をしなければならないと思っていました。
誰かが誰かを嗜めるようなつぶやきをしたらひょっとしてこれはボクのことを言われているのではないかと顔が紅潮してなんだかソワソワしたり。
皆さんもそんな経験はないでしょうか。

ちょっと前に流行ったプッシュアップチャレンジとかブックカバーリレーもそうですよね。断れる人はいいけれど繊細な人はやっぱり回してくれてきた人に失礼に当たるんじゃないかってついつい思ってしまうんじゃないでしょうか。

だいたいのSNS疲れというのはこういう繊細な人がその繊細さゆえに強迫観念を感じたり、忖度することに疲れることから起こるのだと思うのです。


かといって簡単に人の性格は変わるものではありません。気になる人はやはり気になってしまうものです。

 


スルーする自分を許せる力

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ここでボクが大切だと思うのがスルーする自分を許せる力です。
いわば自分を強迫観念から解放する力です。
いいね!をもらったらくれた人にお返ししなければならないという強迫観念。
これは「返報性の原理」といって何か施しを受けたらお返しをしなければという心理的に働く作用です。

日本人の多くの人はこういう心理を持っているのでこれがSNS上で発動すると多くの人のタイムラインを巡ることになり時間的にも心理的にもすり減らされていくものなのだと思います。


ある時点までボクもいいねをくれた人を全員隈なく確認していましたが今では余程余裕のある時以外ほとんどしていません。

これがすごく楽ですし特にこれで見にきてくれないからと苦情をもらったこともありません。(そんな苦情をもらったら余計見に行きませんが笑)

 

〜リレーなんかもその気がなければ「ごめん、それはやりません」と断ることで嫌われるなら嫌われてもいいでしょう。
だいいちそんなことで嫌うような人との関係性を維持したとしてもいいことはありません。

 


あくまで自分らしく続けよう

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結果大切なのは自分の意思をしっかり持つということです。

これは違うなと思ったらたとえ流行っていてもみんながやっているから、有名人がやっているからと安易には乗らないことが大切なんじゃないかなと思うんです。

自分がやりたくないことを同調圧力を受けてやってしまうことほど自分自身を苦しめることはありません。
たとえばコミュニティの中でこの人に嫌われたくないからシェアしているとか嫌われたくないからものを買っているというのがあればそれは気をつけたほうがいいのだと思います。

そういう時ってそのコミュニティから離れたら自分には居場所がなくなるのではないかという恐怖や不安に襲われるものです。

自発的な意思のない発信はフォロワーに必ず伝わってしまうし結局薦める相手にも薦める対象にも失礼になってしまうのです。

そもそもそれで嫌われるならそこからは離れたほうがいいし、外に出ると世界はもっと広いのです。


疲れないSNSを実践して生活の一部にできればこれほど快適なことはありません。
そして自分らしさを受け入れてもらえる人たちに出会えた時にSNSの最大の効力を発揮できるのではないかと思っています。

 

 

 

 

【SNS】Twitterのメリットはレスポンスの速さ|会社員のためのTwitter活用法

みなさんごきげんよう

海の自粛期間が長すぎてそろそろ干からびてしまいそうなイトーちゃんです。いよいよ明日は解禁後の初海に行く予定で今からワクワクが止まらないです。

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滋賀県在住会社員です

さて今日はTwitterをまだ使ったことがないという人やTwitterを使い始めたって感じの方に向けて会社員のボクがTwitterをすることでいちばん感じているメリットについて書いていこうと思います。Facebookの扱い方に困っているボクですので若干贔屓目があるかもしれませんがご了承ください。

良かったら参考にしてください。

 

Facebookよりもレスポンスが早い

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まずいちばんに言えることは圧倒的にレスポンスが早いということです。

特にヘビーに使っている人とつながると投稿へのレスポンスが圧倒的に早いということです。
ボクの場合Facebookだとある程度のコメントやいいねなどの反応がくるまでに半日〜1日くらい要しますがTwitterの場合は投稿してからの1時間以内に7割方の反応が来るので次の会話や行動につながりやすくなります。

というのもFacebookの場合は一つの大きな投稿についてコメントがつくというイメージなのでその投稿がリーチしなければ反応されにくいということが大きな要因なのかと思います。


それに比べてTwitterの返信はそれ自体が一つのツイートとカウントされるために元の投稿がまたタイムラインに表示される確率が非常に高くなるということなんですよね。返信への通知も非常にこまめにありますので良くも悪くもですが通知欄は非常に活性化します。

Facebookの場合は連投は非常に嫌われるものですがTwitterの場合一切気になりませんし気にされません。
というのも返信ツイートも本ツイートもごちゃ混ぜにしてタイムラインに流れるからなんですよね。

Facebookに慣れている方がTwitterに慣れるための壁となっている要因のひとつがこのごちゃ混ぜによって情報量が増えすぎて追いかけられなくなることなのではないでしょうか。

 

 

受信力を高めることでつながりが加速する

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このTwitterでくらう情報洪水に溺れることなく自分の受信力を高めて時間の浪費から身を守るために活用する機能が「リスト」という機能です。

このリストという機能はFacebookにもありますが、ボクは圧倒的にTwitterのリスト機能が優れていると思っていて、もはやこれを使わなければTwitterを主体的に活用することはできないと思っています。


このリストにそれぞれのタイトルをつけて各種のリアルタイム情報を得るわけですが、ボクはその中に常にコミュニケーションをとりたい150人前後のアカウントを登録したリストを作っています。

会社員であるボクは就業時間である9時〜19時くらいまでは一切Twitterに触れることはできません。ですがこのリストを活用することで朝の30分と終業後の1時間ほどで登録している人たちの投稿を追うことができますし、彼らとコミュニケーションをとることができます。

 

時間に制約されることがTwitterをしない理由になっているならば非常にもったいないことだと思います。
受信方法を整え優先順位をきっちりと決めることで時間を大切にしながら人とつながるチャンスを逃さないことも可能なのです。

 

 

浅く広くから狭く深くへのシフトがしやすい

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Facebookでは日々の出来事を写真で投稿すると反応が良いし見る方もそれを期待している部分があると思います。もちろんそれによってその人柄が垣間見られ関係性を深めることもできます。
でもFacebookで自分の価値観を伝えることは非常に難しいなって思っています。

一投稿に想いを込めるとどうしても長文になりがちで余程のファンか関係性の深い友達でなければ最後まで読まれることはありません。
ちょっと重いと反応をためらわれるしこちらもためらいます。

それに対してTwitterは気兼ねなくカジュアルに自分自身の価値観を発信することができます。そして繰り返し何度でも切り口を変えて発信していくことができます。
毎日のように自分自身の価値観を発信していればそれに共感してくれるフォロワーの方がどんどん増えていきます。
そして彼らを通じてフォロー外の方にも伝わっていきます。となれば自分のつながるべき人が発信によって選別されてくるんです。

Twitterは炎上とか誹謗中傷とかが怖いというイメージを持つ方も多いかと思います。でも自分自身が自分はこういう価値観を持っていてこう考えている人なんだということを発信しておけばそういう人は近づいてきませんし、リストで受信をする人を制限していれば誹謗中傷や雑音は全く聞こえなくなるものです。

自分の価値観に近しい人はもちろん、異質だけど取り入れたいっていう前向きな人が意見をくれるとその関係性はより深くなるし距離感は急接近することがあります。

ボクがTwitterが好きな理由はやはりそのスピード感。
これはFacebookでもInstagramでも感じることはできません。

会社員の方でもコミュニケーションツールとしてTwitterを活用して自分の会社員としての活動範囲外にいる自分の価値観を受け入れてくれる人とつながれば、より人生も豊かになるんではないでしょうか。

 

 


今日お伝えしたいのはそんなところです。

 

【思考】ただの意識高い系で終わらせない|自分自身を信じて進もう

みなさんごきげんよう

コロナ疲れか最近ちょっと落ち込みやすかったり身体がだるかったりするイトーちゃんです。ボクは多分波乗りの禁断症状だと思っています。みなさんもお気をつけて。

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滋賀県在住会社員です

ボクは割と意識が高いって言われたりします。
NewsPicksとか有料会員になってるしメルマガとかも結構定期購読したりしています。どっちかというと情報に敏感な方だし、いろいろ勉強したいなっていう向上心はある方だと思います。

でも意識高いことって「意識高い系」って揶揄されたりすることがありますよね。

 

 

 

 

そもそも意識高い系って何?

ちょっと気になって調べてみたんですが「意識高い系」という言葉は2000年代の中頃社会労働学者の常見陽平さんが名付けたそうです。

 

常見陽平さんはこのような行動を「意識高い系」の特徴としてあげています。

・「自分のプロフィールを『盛る』」

・「名言を吐きまくる」

・「横文字(カタカナ語)を多用する」

・「人脈作りに熱心」

・「勉強会や異業種交流会をやたら開く」

・「ビジネス書を多読し、中途半端にその真似をする」

・「少し関わっただけの案件に対し、全て自分がやったかのように言う」

 

また、態度としてはこのような特徴があると述べています。

・「やたらとカッコつける」

・「自分磨きに取り組む」

・「就職活動のイベントに積極的に参加する」

・「スターバックスMacBookを使う」

ちなみにスタバでMacBookはボクの憧れの姿です。はい。

 


基本的には行動力があるのは結構なことだが空回りが多く、ポイントがずれており、自己顕示欲が強いこと、つまり口先だけで中途半端で中身がないということが揶揄されるのだそうです。

つまりあまりポジティブなイメージで使われている言葉ではありません。

 

 

意識高い系だった?自分

SNSの興盛によってより多くの意識高い系の人間が出現したというように言われています。
何を隠そうこのボクもその昔意識高い系と後ろ指を指されていた時代があります。


ボクがSNSに真剣に取り組み始めたのは今から10年前の2010年ごろ。
その頃はちょうどフリーランスのブームで「組織の時代から個人の時代になる」いう言葉が最先端のビジネス書には躍っていました。


それまで特に何も考えずにサラリーマン生活を過ごしてきたボクは会社員であることで安穏とすることに危機感を感じていました。

そこでまだアーリーアダプターだったSNSで確固たる影響力を身につけることで将来的にマネタイズが出来るのではないかという下心を持ちました。

毎日コツコツとSNSに取り組み友達やフォロワーを増やし、毎日ウケの良い投稿を繰り返し一時期は平均のいいね!数は300〜400であり当時は自分には大きな影響力があるんだと勘違いしていました。


ある意味会社員としては突き抜けていたので会社の同僚からは意識高いなと嘲笑され、それでもなお目の前の「数字」を追いかけていました。
でもある時ものすごい無力感を感じました。

そこで感じたのは人を「数字」と捉えることの虚しさと怖さです。今思えばその時の体験があったからこそ今は関係性を大切にしたSNSの使い方に移行できたのかもしれません。

 

軸さえあれば他人に何を言われようが気にするな

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ボクは意識高い系と揶揄されたこと自体は全く後悔はありません。

もちろん使い方を誤っていたことは反省すべき点はあると思います。今客観的にその頃の自分を見返したとしたらちょっとイタイタしく見えるかもしれません。

でも危機感を感じつつ何も動かなかったり、危機感すら感じずそのまま会社と家の往復を続けていたとしたらこういう大きな気づきにすら出会えていなかったと思います。

そういう意味でも色々な経験を通してボクが思うことは人が影でどういうことを言っていようが、自分自身が思って動いたことはたとえそれが周りから見ればただの意識高い系の中途半端なことであったとしても、自分にとっては次に向けての大きな経験値になるということです。

 

実験的にでも今動いたことはたとえ小さなことであってもその波紋は数年後必ず大きく広がって自分の助けになってくれるのだと思います。

 

意識高い系上等です。自分の信じた道を邁進していきましょう。
その経験はきっと宝になると思うのです。

 

 

 

【思考】持論を持とう|自分が自分らしくあるために

みなさんごきげんよう

ついに30万キロを共に走ってきた愛車を手放す時が来てさみしい反面次の車の納車にワクワクしているイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

今日は最近読んだ元大阪市長橋下徹さんの著書「異端のすすめ」からの気づきをシェアしたいと思います。興味ある方は最後まで読み進めてもらえると嬉しいです。

 

 

自分の中に「持論工場」を持て

知識や情報をインプットして、それを基に持論を構築する。ある程度持論構築の訓練を積むと、だんだんできるようになっていきます。
これは原材料を放り込むだけで最大の付加価値のある先端製品を作ってしまう「工場」を自分の中に持つようなものです。

橋下さんはこのようにSNSで発信力を強化するためには自分の中に「持論工場」を持つことが大切だと語っています。

そしてそのためには新聞やネットから知識や情報をインプットしながら、必ずそこに自分の意見を脳内で添える習慣をつけることだと。
橋下さんはこの習慣を20数年間も続けられてきているそうです。

そして単に知識や情報をアウトプットするのでは意味がなくそこに持論がなければならないとおっしゃっています。
確かに知識や情報ならさらに見識のある方はいるでしょうし埋もれてしまうしそこに持論が反映されてこそ個性になるし記憶に残ることもできるのでしょう。

インプットだけでは頭でっかちになるしアウトプットをしなければ血肉にはならない。それはボクも以前から思っていて毎朝意識的に自分が本を読んで学んだことやフォロワーさんのツイートから学んだことを訓練だと思って自分なりに咀嚼して140文字のツイートで表現しています。

かれこれ8年くらい続けているのですが確かにこれをやっていると自分の中で持論が形成されていくのが自覚できます。もちろんそれは自分の成長度合いやその時に影響を受ける人によって変わっていきます。それ自体はブレているのではなくて柔軟に受け入れることによって最適化されていっているのかなあと思っています。


橋下さんはTwitterではむやみにコメントなしの単純リツイートをすべきではなく引用リツイートを活用すべしとの論調をとっていますが、昨今のデマ情報の増加等を考えるとリツイート名誉毀損や事件に加担する恐れもあり確かに危険性を秘めているように思います。
反面、引用リツイートには持論を乗せることができます。
元ツイートに対して疑問を呈することもできるし、元ツイートの信憑性をさらに強固にすることもできます。
そういう意味で自分の持論を育てる訓練の場としてのTwitterというのは今の時代においては大切なプラットフォームなのだと思います。

 


発信は自分が起点となる

それを受けてボクが思うのは発信には責任が伴うということをたくさんの人が再認識するべきじゃないかなってことです。

マスコミが煽るからマスコミはクソっていうツイートは世の中に蔓延しています。あたかも自らは正義でマスコミは悪だとでも言わんとするように。

そのマスコミに踊らされていた層がTwitter上に増えてきてデマやワイドショーネタを拡散するようになってきているのが現状なんだと思います。

リツイートにしても本当に慎重にしなければアカウントの信頼って簡単に損なわれる。このコロナショックを通して感じているのはそんなことです。

minohen.com
先日の宇野常寛さんのコラムにもありましたが世の中の流れを読んでマジョリティに加担して自分の安全基地を確保した上で失敗した人や目立ちすぎる人を集団で吊るし上げて石を投げつけるような風潮は本当に無責任極まりないなと思います。


空気を読むのではなくあくまで持論を大切にしたい。
だからボクは一定以上の受信はかえって害悪だと思っているし受信を絞ることは発信を洗練させるためには大切だと思っています。


発信には覚悟が必要です。
それは認知と引き換えに人を傷つけてしまうかもしれないという覚悟です。

持論を持ち自戒的に発信したとしても必ず一定数それによって自意識過剰的に受け取り傷つく人もいるということです。

発信をすればもうそれは自分の元を離れて受信者に委ねるしかありません。アドラー心理学的にいうと他者の課題とするしかありません。


それを受け入れた上でではないと発信することが恐怖でしかありません。
多くのTwitterから消えていく人はそれに耐えられなくなるからでしょう。でもそれを乗り越えた上で得られるものはそれ以上のものがあるように思います。

 

 

持論を持つことで流されない自分であろう

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今の時代、自分の持論を世界に向けて発信できる時代です。

だからこそ気をつけなければならないのは何か大きな力に加担してしまわないということです。自分の発信を他者にいたずらに利用されたり、人を傷つけることに手を貸すようなことはしてはいけません。

せっかく手にした武器は自分の成長のためにを第一義に、そしてその成長による果実を他者に分け与えられるようになることがベストなのだと思います。

 

訓練によって持論を磨き上げて決して同調圧力に屈することなく自分だけの山を登りたいものです。


【思考】思考と行動を積み重ねることで得られるもの

みなさんごきげんよう

緊急事態宣言解除後もテレワークが続きそうなイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

それにしても長らく電車に乗っていません。。

 

 

今日はとあるツイートからの深掘りです。

良かったら最後まで読み進めてもらえれば嬉しいです。

こちらの記事もあわせてご覧ください。

 

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行動の伴わない思考は無力で、思考の伴わない行動は空虚である

 こんなツイートをしました。
これは前回の記事でも取り上げた著者ジョン・キムさんの著書「断言しよう、人生は変えられるのだ。」からの一説です。

この中の「レシピをたくさん読んでも一流のシェフにはなれない」という項からの引用です。

行動の伴わない思考は無力で、思考の伴わない行動は空虚であるように、自己の解釈を通じた思考を錬磨し、その思考を行動に移し、その結果への省察を心がけることが自己成長には必要なのだ。

この言葉を読んだ当時が30代半ばだったのですが本当にぐうの音も出ないくらいにぐさっと胸に刺さったというのを記憶しています。
今でも読み返せば読み返すほど今の自分に足りないものが見えてくるような時々見返せる古びない普遍的な内容となっているので是非読んでみてもらいたいです。

 

 

自己の解釈を通じた思考を練磨する

まずは大切なことは自分自身の思考をつくり尊重することなのだと思います。

イギリスの哲学者であるギルバート・ライルは、思考の本質として以下の特徴を挙げている。

1) 必ず新奇な事象を含む。

2) 状況に敏感に反応し、修正や新しいルーチンを作り出す。

3) 目的のため多様なルーチンを用いる。

4) 試行錯誤と見直しを繰り返すため、必ずしも合理的、正当とは言いがたい。

5) 過去に学習で得たルーチンを一般化し別の状況に適合できる。

6) 階層的であり、背景に期待や疑いなどが介在する。

ライルはまた、思考とは特定の技術や技能を行使するものという意見にも反対する。思考とは確立された技術などと異なり、必ずしも結論に至るものではない。思考の過程とは成功への道筋が存在しない中で、暫定的、実験的、懐疑的なさまざまな糸口らしきものを探し、失敗にも多く行き当たりながら思索を進めるものと論じた。

思考 - Wikipedia

 ここに挙げられているように思考ってそれが正しくても間違っていたとしても繰り返し繰り返し上塗りしながら重ねていくことが大切なのだと思います。

誰しも同じ思考であるわけではありませんよね。育ってきた環境や今ある人間関係に大きく影響されていると思います。ですがそれを無自覚でいると思考は重ねることはできません。

ボク自身は親が警察官というお堅い家庭に育ってきたために保守的な思考を身につけてきました。親の思考をそのまま受け継いでいると楽ではあるのですがいつかこのままでいいのだろうかという疑問が沸々と込上げる中で本を多読したりSNSで多くの人の価値観や思考に触れることによって自分の中で思考をどんどん磨き上げてきたように思います。

決して今の思考を正解だと過信することなく今の思考にどんどん別の要素を掛け合わせていくことで思考はより尖っていくものなのだと思います。

 

 

思考を行動に移し結果を省察する

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ここからが大切なところだと思っていてどれほど自分の頭の中で試行錯誤を繰り返して思考を磨き上げたり、良質な本や人間関係から知識を得たところでそれを活用する機会がなければそれは虚しいものとなってしまいます。

自分の人生における「幸せ」とか「生きる目的」みたいなものを思考を重ねた上で定義づけながら、その方向に向かって歩き始めることが大切なのだと思います。

歩き続けているうちにつまづくこともあるし、時々骨を折って一休みすることもあるかもしれません。でもそうやって動いたことで立ち止まる時にまた思考がバージョンアップするのです。

 

思考と行動の両輪で少しづつでも進化し続ける。それが生きる面白さというものではないかとボクは思うのです。

 

 

 

【思考】本は人生を形づくってくれる|自分探しは本探し

みなさんごきげんよう

緊急事態宣言の影響を受けて5月末まで外出自粛は続きそうですよね。例に漏れず5月末までのテレワーク延長が決まったイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

さて外出自粛延長で時間的にゆとりができた人も多いかと思いますがいかがでしょうか。今日はそんなゆとりのある時に読んでほしい本をボクの独断と偏見で紹介したいと思います。

興味のある方は読み進めてもらえると嬉しいです。

 

 

媚びない人生

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媚びない人生 ジョン・キム著(ダイヤモンド社

 

この本と出会ったのが今から8年くらい前だったかと思います。
当時のボクはかなりすり減っていました。

新しい革新的なプロジェクトのメンバーに任命されて奮闘していた頃です。忙しく朝早くから夜遅くまでまさに家庭を顧みず仕事中心の生活を送っていた頃です。
長期的な目線で見なければなかなか結果が見えてこずにそういうスパンで計画し動いていたのですが、短期的な結果を望む上層部に振り回される直属の上司からの圧力でかなり精神的に参っていました。

そんな時にボクはこの本と出会い自分と向き合った上で前向きな降職をすることができたのです。このままその職場で続けていたら今頃潰れていたかもしれません。

それだけにボクはとてもこの本と著者のジョン・キムさんに感謝しています。

 

 

 

影響を受けた言葉たち

  • 過去に縛られず未来に縛られない
  • 代替不可能な自分を創り上げる
  • 最終決定を他人のものにするな
  • クリエイティビティは違和感から生まれる
  • 他者の目を気にしない 評価を過大評価しない
  • 言葉は量でなく重さで勝負せよ
  • 枠から意識的にはみ出る意識を持つ
  • 自分だけの山を見つける
  • 不可抗力に抗わない
  • 空気を破る 自分は独立した存在であることを示すために
  • 常識を疑い、前提を疑う
  • 日常は自分が選択した結果に過ぎない
  • ネガティブな感情に居場所を与える

このように小見出しを今読み返しただけでも自分の中に熱くたぎってくるものがあります。人生を燃やすためにどうすればいいのかということがボクの細胞レベルでこの本の内容が染み渡っていることを感じるんですよね。

 

自己の思考、感情、言葉、行動に対する全ての権利も義務も自分にあると考えよう。
安易に周りに合わせたりしない、時にはみんなを敵に回すことになるにしても、自分が正しいと思うこと、心から信じていることを考え行動することだ。
その思考や行動の結果は、明日の成長した成熟した自分を作り上げるための学習材料と捉えることである。

ネガティブな感情の習性を理解して、きちんと真正面から向き合ってやれば、ネガティブな感情は逃げていく。

どうするのかというと、例えば嫉妬でも、焦りでも、妬みでも、なんでもいいのだが、それを感じた時に、ネガティブな感情を自覚することである。できるなら、言葉に出してみるのである。

物事を鵜呑みにする行為は、ある意味では自分を放棄する行為である。例え世の中で常識や前提と言われていたとしても、一度自分の中でしっかり吟味し、消化してみる必要がある。

読むべき空気と、読んではいけない空気がある。だからこそ、あえて破っていい空気もあると確信している。それこそ8割は空気を読む。しかし、残りの2割については、空気を読むことに懐疑的になるのである。

いかがでしょうか。

今読み返しても身が引き締まる思いがします。

本当に全文を引用したいくらいに珠玉の言葉たちで溢れているのですがここでは一部だけ引用させてもらいました。

この本は自分自身と向き合い続けることをやめず、自分以外の他者や環境などの不可抗力の部分を放棄すること、そして過去でも未来でもなく今この時を自分自身を磨くための指針となる言葉が強く打ち出されているのです。

辛く苦しい時があれば何度この本に助けられたか数え切れないくらいです。

 

 

 

本は人生を形づくってくれる

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自己啓発書・ビジネス書・小説・エッセイ本にも色々な種類があるかとはありますが、本はその人のバックボーンになり人柄になり得るのだと思います。小説も私はあまり小さい頃から読んでこなかったのですが感受性を磨くためには本当に大切なジャンルなのだと思います。

ボクの場合はこの本との奇跡的な巡り合わせが人生を大きく好転させてくれました。この本を読んで素直に実践し、何度も繰り返し読んで血肉にして考え方を習慣化してしまったことでボクは簡単なことでは折れないメンタルを手に入れることができたのだと思います。

この本を読む前のボクは人の目を気にしては他人と比較し自己肯定感を下げていたし人生を他責にしている傾向がありました。しかし他者の目をいたずらに気にすることなくすべて自責に物事を考え始めると人生がパッと明るく開けたような印象を受けました。

だから30代後半以降はとても楽しい人生を送れています。


人生のなるべく早い時点で自分の人生を形づくる本に出会った方がいいと自分の子供たちには伝えたいと思う今日この頃です。