みなさんごきげんよう。
30代前半までは全く本を読まない人種でしたが30代から読書に目覚め毎月3冊以上は必ず買っているイトーちゃんです。
本を読むといってもつい最近まではビジネス書がほとんどであとは自己啓発書や心理学の本など割と実用書的なものが多かったんですよね。
さて今日のお題です。
SNSを通して小説の面白さを知る
ボクが約10年以上ぶりぐらいに読んだ小説がこの本です。
森絵都さんの「カラフル」。
家に帰るとDJわいざん@yzan_travel から#レターポット文庫 のカラフルが届いた。このサイン入りレターはプレミアがつくと思いますので大切に引き出しにしまっておきます。わいざんありがとう!! pic.twitter.com/QsAxTRpnMp
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2018年1月9日
実はこれ西野亮廣さんがリリースしたレターポットを盛り上げるためにTwitter仲間のわいざんがやっていたレターポット文庫という企画でボクがゲットしたものです。
こういうきっかけがなかったらボクは未だに小説の良さに気づいていたなかったかもしれません。
SNS上でノリでやってみたことや素直に実践してみたことがその後の自分の人生に少なからず影響を受けることが多いんですよね。
本当にこういう刺激をくれる関係性には感謝しかありません。
これがボクの小説の素晴らしさに気づくトリガーになったことは間違いありません。
なんせこの「カラフル」という作品への没頭がハンパなくって通常の本ならば5日くらいはかかるんですが集中して読み込んで2日で読んでしまったんですよね。
この本の設定は本当にワクワクするから主人公に自分を重ねると心の動き方がハンパないんですよね。是非読んでもらいたい一冊です。
今読んでる本がまたアツい
かと言えなかなか自分が進んで小説を買うかといえばなかなかそうはいきません。
やはり好きなビジネス書関係に買う書籍が集中します。
小説は自分から進んで買うことが今年はとうとうありませんでした。
やっぱり時間が限られているからどうしても実用的な本に流れてしまうんですよね。
そんな中で先日参加したわいざんサロン関連のイベントで参加者のるみ姐が初対面にも関わらず「買ってください」と頼んできたのがこの小説です。
るみ姐とは直接はSNS上の関係性はなかったのですが誰かのツイート越しにボクはこのnoteを読んでいました。
これタイトルがすごいな!と思いつつこれを100冊も買って配るってすげーな!!って思っていました。
だから「買ってください」と頼まれ「お、おお、おん」と購入したのです。
話題になっているとはいえ多分本屋では恥ずかしくて買えませんからなんか丁度いいきっかけだったのかなと思っています。
ちなみにタイトルだけ知っていて内容については全く情報が入っていなかったので、ちょっとエロチックな要素を期待していたのはここだけの話です。
早速読み始めてみると先が気になって気になって次々と読み進みます。
あっという間に2/3まで読み進めているようで残りがあと1/3なのが残念になるくらいです。
この小説はエロいではなくエモいです。
ネタバレするのはアレなんで抽象的な感想ですが。。
表現は写実的だけどその中で乾いたユーモアがどこか笑えないなんとも独特な雰囲気にいざなわれます。読んでいると頽廃的な雰囲気に飲み込まれ、主人公の女性の悲哀に寄り添い心が震えます。
男性女性関係なくこの女性の気持ちにじんわりと浸ることができます。
その悲哀に浸ることもありつつ、こう生きた方がいいのにと主人公の女性に歯がゆさを感じたり運命の皮肉さに同情したりとにかく読んでいる間はズーーッと心が動いているのが感じられました。
これからクライマックスに向かうのですがどうなっていくのかが楽しみでなりません。
この小説は読む人によっては心が苦しくなるかもしれませんが是非読んでほしい一冊です。
小説は想像力と洞察力を鍛えるために最適のツール
今日はSNSを通して知った2冊の小説についてさらっと紹介してきました。
30代では小説を読む機会は本当に少なかったんですが今思えばもっと時間の余裕のあるうちに小説は読んでいれば良かったと思っています。
小説を読むと自然と主人公の気持ちを想像してその気持ちや心の動きに寄り添うことになります。
だから主人公が成長していったりとか問題を乗り越える時にはまるで自分自身が成長していくような錯覚を覚えて心が動くんですよね。
映画ももちろんいいですが小説を読んで時々心を動かして潤いをもたらすことはとても大切なことなんだと思います。
ボクはある意味で小説を読むことは日常のコミュニケーションにも役に立ってくるのだと思います。
もちろんコミュニケーションを軸としたTwitterの活用にも役に立ってきます。
Twitterでも自分以外の誰かに自分の心を寄り添わせてまるで自分ごとのように応援していくと素晴らしい関係性が生まれることがあります。
そしてTwitterでの受信に必要な想像力や洞察力も鍛えることができます。
小説の主人公の心の動きに想いを馳せるようにTwitterで関係性のできた人へ想いを馳せていくとその人がどういう気持ちで発信しているのか、どういう思いであなたにコメントをしてきているのかというのが理解できるように思うんですよね。
これからの季節心が動き温まるような小説を読むのをボクはオススメしたいと思います。またオススメの小説があれば是非教えてくださいね。
今日お伝えしたいことは以上です。
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