イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【思考】ロールモデルを複数人持とう|自分に足りない部分を学び得るために

みなさんごきげんよう

 

会社の決算やら次のシーズンの計画、商談やらなんやらでちょっと久しぶりに仕事に追いつけていないイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

時々自分の仕事のできなさ加減に自己嫌悪に陥っていますが、一晩寝れば割とケロッとしています。それはボクなりに自分の考え方を自分でコントロールできるようになっているからなんですよね。

 

では今日のお題です。

 

 行動を伴わない思考は無力で思考を伴わない行動は空虚

 

先日こんなツイートをしました。

ボクの尊敬するある方の著書にある言葉です。

「行動を伴わない思考は無力で思考を伴わない行動は空虚だ」

この言葉って言い得て妙で、SNS上でよく言われているいわゆる「行動しよう論」へのアンチテーゼになっていると思うんですよね。

 

SNSを見ていると意識の高い人たちが「行動していない人は成功しない」「行動しようぜ」的なことを発信している投稿に出会うことがよくあります。

実はSNSを始めた頃はこの「行動しよう」という言葉にざわざわしていました。会社員であることが行動できていない人のような風潮がありそのことに対して劣等感を感じたり勝手に自己嫌悪に陥っていた時があったことを思い出します。

行動しなければという強迫観念に駆られてその思考にとらわれてしまうとその行動の本質を忘れ行動することが目的になってしまいます。行動することが目的となって蛮勇の人になるのは少し違うのだと思います。

逆にどれだけ思考を張り巡らしたところで失敗することを恐れて動くことができなければ意味がありません。

 

動きながら考え、それをブラッシュアップしていくことで自己成長につながります。頭でっかちにならず経験を通して学びを得ることの大切さを教えてくれています。

 

 

ボクにいつも教えてくれる師匠

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ジョン・キム先生と

 

30代前半でボクが大きく人生を変える出会いとなった著書が当時慶應義塾大学で准教授をされていたジョン・キム先生の「媚びない人生」という書籍です。

 

仕事に埋もれ、ストレスとタバコにまみれ自分の人生はこんなもんと半ば諦めていた自分の人生について考え直すきっかけを与えてくれた一冊です。

30代前半は今の自分からは自分でも想像できませんが「こうあるべき」という強迫観念にとらわれて非常に苦しい思いをしていました。

 

そんな時に出会ったこの本から溢れる美しいフレーズと力強いメッセージにどれだけ勇気付けられたことでしょうか。一部ご紹介します。

 

自分自身で幸せの絶対的な基準を確立させること。幸せの基準を自分で設定できる人こそ、自分で幸せをコントロールできる人である。

必要なことは、何より自身の成長を意識することだ。未熟から成長へ向かうプロセスこそ生きる意味だと気づくことである。

 

自分でコントロールできない不可抗力には逆らおうとせず、自分でコントロールできる可抗力の統制に集中する。

この線引きができるようなると、結果を常に意識せず、必要なパフォーマンスに集中できるようになる。結果が出たら、結果を真摯に受け止められるようになる。

 

読むべき空気と、読んではいけない空気がある。だからこそ、あえて破っていい空気もあると確信している。それこそ8割は空気を読む。しかし、残りの2割については、空気を読むことに懐疑的になるのである。

大事なのは、そこでしっかり声を出すこと。自分は同意できない、していない、と意思表示をするのだ。出すことによって、場合によっては権威や大ぜいを敵に回すことになるかもしれない。しかし、出すべき時には、確固たる決意を持って出していく必要があるのだ。

もし、自分の判断が未熟で、それが失敗に終わったとしても、空気を破ろうとしたという事実は残る。

そこには学びの材料が生まれるし、自信も生まれるのだ。

 

選択が生み出す結果に対して責任を負う決意に基づくものであれば、その選択は正しい。自己の思考、感情、言葉、行動に対する全ての権利も義務も自分にあると考えよう。

安易に周りに合わせたりしない、時にはみんなを敵に回すことになるにしても、自分が正しいと思うこと、心から信じていることを考え行動することだ。

その思考や行動の結果は、明日の成長した成熟した自分を作り上げるための学習材料と捉えることである。

結果から学び、次なる自己成長につなげることはできる。たとえ、それが周りから失敗といわれるものであったとしても。 

 

社会において山は一つだけではない。創造的な人材は、自ら山を見つけ、その山を登っていく。いちばん高い山をみんなで競争しながら登るということではなく、自分の山を見つけて登るのだ。それは、社会に新しい価値を生む可能性を呼び込む。誰も登ったことのない山を見つけ、登ることこそが今は求められているし、挑戦し甲斐のある山なのだ。

 

中途半端な努力で、中途半端な偶然が積み重なって、中途半端な幸運に基づいて成功するより、自分で一生懸命苦悩して、努力して、それで失敗したほうが、長期的には自分の人生のためになるのだ。

これまで、誰かに与えられた山をうまく登ってこられなかったという人も、もう心配する必要はない。これからは、自分の山を見つけて登ればいいのだから。むしろここからが人生の本当の勝負なのだ。

自分で主体的に考えて、自分で主体的に選択するという生き方ができれば、人生は必ず豊かになり、常に成長が続く幸せなものになるはずである。

 

これらの言葉に癒され、勇気づけられ自分の考え方のコアの部分が確立していったのだと思います。本当にボクの中でなにか今まで持っていた固定観念がピキピキとひび割れ崩れ落ちた瞬間でした。

当時京都で開催されたキム・ゼミという塾には思い切って飛び込んだんですよね。ここでの学びや一緒に学んだ仲間との出会いも最高のものでした。 

 

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社会人版キム・ゼミにも参加しました

 

ロールモデルは一人じゃなくてもいい

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ボクは30代半ば以降は自分自身を成長させるために自己投資を惜しみませんでした。

おかげでボクは節目節目で素晴らしいメンターと呼べる存在の人に出会うことができ、勝手にメンターと呼んでいる人を含めると10人以上の尊敬できる人を持っています。

ボクの個人的な見解ですがそれぞれのジャンルによってメンターは複数人いた方がいいのだと思います。

時折惹かれるコミュニティに属しているとその人だけを尊敬すればいい的なことを言って同調圧力をかけてこられる場合もありますが、ボクはより多くの価値観や考え方に触れて自分の価値観や軸に照らし合わせてそれぞれの人からいい部分のみを吸収していけばいいのだと思っています。

 

一人の人を信仰したところで決してその人を越えることはできません。

たくさんの人をフォローしてそれぞれの素晴らしい部分を吸収して自分の中で掛け合わせることで複合知として自分の血肉にしていった方が絶対にいいのだと思います。

 

SNSの登場によって多様な価値観に触れることのできる時代、より視野を広げて多くの人から謙虚に学びを得ていきたいものですね。

 

 

 

 

 

 

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