みなさんごきげんよう。
昨日はたくさんの距離感麻痺の人たちが集うイベントを主催し未だ余韻がなくならないイトーちゃんです。
未だにオザケンが頭をぐるぐるしています。
DJイトーさんは長旅に出られたようです
さて昨日はイベントについてのブログを更新しました。
その中でピックアップしたナスケンのブログが読み返すたびに感動してしまいます。
そして内容がすごくいいんですよね。
今日は彼のブログからの気づきをシェアしたいと思います。
そのナスケンのブログがこちらです。
今日のお題です。
対概念ってなんだろう
このブログの中にある”対概念”という言葉。
恥ずかしながらボクは聞いたことがなかったんですよね。
で読んだ後でググってみたんです。
互いに対照的な要素を持ち、一方が言及される場合には自ずと他方の存在が前提されている、といった関係の概念。対をなす二つ一組の概念。
「主観と客観」、「具体と抽象」、「相対と絶対」というような対になる概念のことですがこういう様々な概念には対になるものがあるということを理解し自覚することで想像力が養われていくそうです。
例えば「主観と客観」。主観で捉えるというのは自分の経験からの感覚的なもので判断するということですよね。それに対して客観は自分の感じ方や捉え方を一旦横に置いて他の人ならばどう考えるのかと想像力を働かせることです。
「具体と抽象」。これは例えば「野球が上手い」と言えば抽象的だけれど「守備が上手い」さらには「ゴロを取るのが上手い」とか「落下地点の予測が上手い」となるとより具体的になってきます。
抽象度が高いほど色んな捉え方はできる反面対象がボヤーっとするし、具体的になればなるほどわかりやすくなる反面視野が狭くなってきます。
こういう意味合いで言えば、対概念の双方を理解することこそ想像力を高めることができて思考も豊かになっていくんだろうなって思いますよね。
(参考:絶対に理解してほしい3つの対概念【後編】 | 賢哲なる恣意性)
リーダーシップよりもフォロワーシップ
そしてもう一つナスケンが言っていたのは「リーダーシップよりもフォロワーシップ」ということです。
まずはフォロワーシップについて調べてみました。
フォロワーシップは単独では影響力を発揮できない。
リーダーによるリーダーシップとの関係の中で効果を発揮する。
例えば「方向」という領域では、リーダーシップは「ビジョンを示す」のに対して、フォロワーシップでは「翻訳して、具体化する」。
これは、リーダーによって組織の目的や方針が示されたら、フォロワーがブレイクダウンして実現可能な施策や計画に落とし込んでいくということである。
個人毎にバラバラで組織として動けないチームは、リーダーとフォロワーの間で「目的・方針共有-具現化-実行-検証」ができていない。
リーダーシップの「焦点」が「決定する」に対して、フォロワーシップでは「提言する(健全な批判をする)」である。
米国におけるフォロワーシップの定義では「批判する」となっていますが、個人と会社が対等な契約関係では結ばれていない。
個人の自律性が未熟で集団としての同質性が強い日本の企業組織では「提言する」とか「健全な批判をする=自分なりの代替案を示す」という考え方がフィットする。
(出典:フォロワーシップ - Wikipedia)
つまりトップダウン型でリーダーが指示命令したことに対してフォロワーが動くのではなく、フォロワーが自分の意思や覚悟を通してリーダーの決定に対して意見を言ったり健全な批判をするということなのだそうです。
世の中にはリーダータイプの人とフォロワータイプの人がいるのだと思います。
自分の意思をしっかりと持ち「ついて来い」とばかりにビジョンを示して周りを引っ張る影響力のあるリーダータイプの人とそのリーダーを支えるために提案したり時には諌めたりするようなフォロワータイプの人。
ボクはどちらかといえばフォロワータイプの人間なのではないかなと自分では思っていますが皆さんはどうでしょうか。
多様性の時代と呼ばれる今ではトップダウンで意思を伝えるリーダー型よりも共感を得ながら発信者の意思を汲んで再発信できるようなフォロワーシップの方が重要性を増してきているような気がしています。
ここでも対概念のところで書いたような両方の概念を理解してバランスをとることが大切になってくるんでしょうね。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2018年11月19日
とある青年が教えてくれたのは人を惹きつけるのはリーダーシップよりもフォロワーシップだということです。つまりは人間関係において距離感を縮めるために大切なことは主張ではなく受容。常に包み込むような優しさを持っていたいものです。#願望と行動つなぐ対概念
SNSでも発信と受信の対概念が大切
ナスケンが言おうとしていたことがまさにそうで、発信をしなければという思いが強ければ強いほど押し付け感が強くなっていくということなんですよね。
要は大声を出してスピーカーを鳴らしていても聞く耳を持たない人にはそれは雑音でしかなくて耳を塞いでやり過ごしたり、興味がなければその音さえも耳に入ってくることはありません。
でもフォロワーシップは違います。受信者に徹して人の言葉に耳を傾けて時にはその言葉に感銘を受けたり意見したりすることで発信者との間にコミュニケーションが生まれお互いが成長するきっかけになるんですよね。
そして「発信」と「受信」を対概念と捉えた時に「発信」だけに偏ってしまうのであればどうしても独りよがりに感じてしまう部分がありそれは結局コミュニケーションには結びつかず「bot」のように捉えられてタイムラインを虚しく流されていくだけのことになってしまうのです。
逆に、「受信」だけに偏ってしまうとその存在は永遠に知られることがなく、「ROM専」と呼ばれ人に認知されない結果となってしまいます。
やはりこの「受信」「発信」という対概念にきっちりと向き合い折り合いをつけながらこの二つの対概念のバランスを取れる人が強いのだと思います。
考えてみればボクのSNSとの向き合い方は「発信してから受信」ではなく「受信して関係性を築いてから発信」です。
そうすることで主体的に受信してくれる人が増えていきその人たちとコミュニケーションが生まれるんですよね。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2018年11月20日
ボクは常々発信よりも受信が大切だと思っています。どんなにいいツイートしていても前提として聞いてくれる人がいなければ無情に流れます。聴いてくれる関係性を築けそうな人を探すために人の声に耳を傾けるのです。これぞ能動的な受信です。#受信して主体性持ち人選ぶ
発信と受信のバランスを意識しよう。
今日お伝えしたいことは以上です。
カリスマ的な有名人がオーナーではなくメンバーが主体性を持ってフォロワーシップをとりながらそれぞれが発信力受信力を高め合うコミュニティがこちらです。
対概念を理解し想像力を鍛えたいのであればオススメです。
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