イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【思考】優しさって何だろう|SNSが教えてくれた本当の意味での優しさ

みなさんごきげんよう

最近仕事で担当が急変してかなりテンパっているイトーちゃんです。

愛着のあった前職からまた新たな出発です。

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滋賀県在住会社員です

さて、今日は優しさっていうテーマで書いていこうと思います。興味のある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 またこちらの記事も合わせて読んでもらえると助かります。

www.ito-chan.net

 

 

 優しさがコンプレックスだった若かりし日

今でこそパワハラが社会問題化しているんですがボクが入社した90年代後半は部下に対するしつけや教育という名の言葉の暴力は当たり前でした。
ボク自身は大学時代体育会だったのでしつけられたり厳しくされることは慣れっこだったのですがボクが壁にぶつかったのは入社2年目で昇格して部下を持った時のことでした。
ボクは元々性格が穏やかであまり激昂したりとかイライラしたりとかはほとんどしません。だから部下に対して厳しく指導したり叱責することはほとんどありませんでした。それでも機嫌よく部下が仕事をしてくれれば褒め、アドバイスもしてきました。
ただ、ボクのそういう部下との接し方を見ていた上司は「お前は甘い」「もっと上司は厳しくあるべき」という風に指導されました。
それから自分自身を変えなければという思いから自分の心を鬼にして厳しく指導するものの部下との関係がかえってこじれてしまったり上手くいきません。
そんな風に他人に厳しくできない自分に対していつしかコンプレックスを持つようになりました。

今までボクはたくさんの厳しい上司と仕事をしてきました。面白いことに上司は二つのタイプに分かれます。一つはあの時は厳しくされてめちゃめちゃ苦しかったけれど今仕事のレベルが上がっているのはあの人のおかげと感じる人です。
そしてもう一つはあの人と一緒に仕事をしたあの時間はなんだったのだろうかと感じる人です。

後から思えば前者の上司は厳しい中にも優しさがあったのです。だからその時には優しさを感じられなくても後々感謝が湧いてきます。残念なのは後者の人です。完全に優しくない人です。

ボクは優しさを勘違いしていたんです。愛を持って厳しく人を育てようとする人は優しいのです。今から思えばボクは優しかったのではなくただ言いたいことを言えなかった忖度の人なんですよね。

 

  

SNSから優しさを学ぶ

SNSでも同じだと思うんです。

ボクはSNSを始めた頃から積極的に人とコミュニケーションをとってきたのですがここでもボクの勘違いした優しさが悪い方に出てしまうんです。
ボクは色々な方面に顔を出してはいい顔をしていました。興味がないものでもコミュニケーションをとっている相手が発信しているものを買ったり、自分が本当に欲しいものではないものでも欲しいと言っていい顔をしていました。
今から思えば同調圧力を招いていたのは自分自身だったんだろうなという風に思います。
そしてそのことは決してコミュニケーションを取っている相手に対して優しくないということを今では感じます。その時はその人の売り上げにつながったとしてもそれに対してウソのオススメをしてしまったらそれは次にそれを買う人に対しても全く優しくありませんしかえって評判を落としてしまうことにもなりかねません。

SNSでたくさんの価値観に触れる中でボクの中でストンと落ちたのは「嫌を発信する」ということです。
確かに誰でもウエルカムという姿勢だと人は集まりやすくはなるとは思うけれど、付き合ってみて実は違ったと失望して去っていく人も多くなります。そうなると最初はプラスですがゼロを通り越してマイナスになります。その人の時間を奪っているということは全く優しくありません。

「嫌を発信する」スタンスをとると合わないと思う人は近づいてきませんから付き合う人を選別できるし選んでくれた人との関係性の深さも変わってきます。これは人に優しいし、何より無理をしないという点で自分に優しいですよね。


ボクはこの価値観に触れたおかげで付き合う人を主体的に選択できるようになりSNSの楽しさが加速しました。本当に有難いです。

 

 

優しさが重宝される時代、優しくありたい

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ハラスメントに対して社会的に目線が厳しくなってきたこの令和の時代ではトップダウン型のリーダーよりも共感型のリーダーが求められていると言われています。

本当の意味での優しさが求められる時代になってきているんですよね。
部下に共感をされるあり方はただただ部下に対して媚を売ったりなあなあにすることではなく、愛をもって厳しさを伝えることであるし、「嫌を発信する」ことによってフォロワーを自ら選別し自分自身に優しくありつつ大切な人を大切にすることなのだと思います。
本当の意味での優しさをもって人と接していきたいものですね。