みなさんごきげんよう。
日曜の昼下がりいかがお過ごしでしょうか?
4日間の富山出張を終えて若干お疲れ気味のイトーちゃんです。
今朝ランニングしながら考えていたこと。それは「会社員=社畜」と捉える人のマインドというのは生きることにおいて全てを強迫観念として捉える人なのではないかということです。
これは偉そうにいうつもりはなくてかつては自分も陥っていたマインドだからということです。
今日はそんなことについて書いていきます。良かったら最後までお付き合いください。
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強迫観念よりも願望を優先する
少し話は変わりますが、ボクはランニングを始めて約7年になります。元々はタバコをやめて食欲が増して体重がみるみる増えて今より約10キロも太ってしまったため「痩せなければ」という強迫観念によって始めました。
始めた頃は出勤前に1時間早く起きてランニングをすることが苦痛でしょうがありませんでした。このまま苦痛に終わっていたら数日と保たずに辞めていたことでしょう。
ラッキーなことにボクは日を追うごとに距離を伸ばしていけることに自分自身の成長を感じ、季節を楽しむ悦びや自分と向き合う時間を得ることにランニングの素晴らしさを感じていました。
そんなボクがフルマラソンに挑戦するフェーズに入った時にはすでに「時間をこじ開けてでも走りたい」という風に考え方が一変していました。
これは何にでも当てはまることだと思うんですが、目的が強迫観念からくることであればどうしても「ねば」が入り、パフォーマンスも落ちてきます。それに対して目的が願望からくるものであれば「たい」が入りモチベーションが高まりパフォーマンスも高まるんです。
だから、何かを始めるときは「自分がどうありたいか」という願望を一番頭において主体的に始めていくことが大切なんですよね。
社畜のマインドセット
話を戻して、「会社員=社畜」と捉える人のマインドですがこれはやはり働くことを強迫観念で捉えている人のマインドセットだということです。
「収入を得るために働かねばならない」。
こう考え始めると確かに働かなければ収入が得られず、まるで自分自身が奴隷のように感じられてくるのもわからなくはありません。
しかしそういうマインドセットを持つ人は仕事だけでなく私生活でも同じように強迫観念で捉えるのだと思います。
「週末は家族サービスせねばならない」。
こう考えてしまうと自分自身を誰かが築いた家族観というものに当てはめて奴隷のように感じてしまうのかもしれません。(ちなみにボクは家族サービスという言葉が大嫌いです。)
なにごとでもそうですが物事を主体的に捉えず、強迫観念に毒されて暮らしてしまうと幸福感とは程遠い人生になってしまうと思うのです。
人はいかなる環境であっても自分で作れる
30代前半まではボクも社畜だったのだと思います。何ごとも主体的に捉えることができず、自分の選択で選んできた道なのに本気になれず飲み会では会社や上司の愚痴ばかり。
そんなだったから自分の生き方にも自信が持てず、ボクの20代から30代前半という時期は誰にも誇れるような会社員生活ではありませんでした。
30代前半の頃、ボクは最悪の労働環境下にありました。なんとも結果が出すことが難しい前例のないことを始めるプロジェクトに配置された頃でした。
朝から夜遅くまで休日も潰して働いていたのですが、当時の上司は上にへつらい部下への当たりがかなり強いタイプでした。その上司の叱責や罵声で心底疲れ果てていました。ボクは自分で自分のことを精神的に強い方だと思っていたのですが、そのボクもそろそろヤバいという自覚がありました。
当時今ある職場から降職することは「ケツを割る」と呼ばれて不名誉なことでした。そして、自分なりにそれなりにレールに乗っているという変なプライドだけはありました。
しかし自分の心と向き合い、人事課へ駆け込み降職を願い出て上司のパワハラを告発したのです。
それでも会社はボクのことを決して見捨てることはありませんでしたし味方になってくれました。
降職を願い出たら会社人生なんて終わりだと思っていたのは自分の思い込みだということに気づいたのです。
今もし不遇な環境で会社員生活を送っている人に伝えたいのはただただ我慢することだけはやめたほうがいいということです。我慢しなくても選択肢はあるし環境は自分自身で選ぶことができるんです。
だいたいのことは主体性があれば解決する
結局のところは、今周りにある多くのことは誰かが築き上げてきた正論であったり常識だということです。今のような変化の激しい時代でそれにとらわれるということはナンセンスだということです。
おそらく「会社員=社畜」というマインドセットをする人はその感覚が欠如している(というか気づいていない)のです。今の時代会社も「人」に注目していることは確かでコンプライアンスや働き方改革というものも会社員には追い風なのだと思います。
もちろんただただゴネろと言っているのではありません。与えられた持ち場で一生懸命目の前のことを頑張ることがとても大切ですし、そこで主体性を発揮して自分の仕事に対して誇りを持ち充実させることが生きる歓びにつながります。決して仕事は収入を得るためだけにあるものではありません。
人生の大きな柱である仕事の時間を主体的に過ごせるようになれば、家族との時間や自分が趣味に使う時間をも主体的に使えるようになってきます。
何ごとも考え方次第。同じ生きるなら主体的に生きると充実してくるよってことが今日お伝えしたかったことです。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) March 22, 2019
若い頃は自分の仕事がつまらないし退屈だと思っていました。でも結局そうさせていたのは主体性がなく自分ごとと捉えきれていなかったからです。面白くない仕事をどうすれば面白く出来るかを考えるようになれば仕事は楽しいものになります。#面白きことに変えるは主体性