みなさんごきげんよう。
梅雨明けして急に夏らしくなりましたね。先週いつも通り10キロを走っていたら一瞬ふらついてびびったイトーちゃんです。
暑さを舐めずに水分補給はしっかりしましょうね。ボクも気をつけます。
最近何かと息苦しい事件が多いですが、割と背景には生きづらさを感じて世を拗ねたり八方塞がりになっていること多いような気がします。
でも果たしてこれは社会が悪いんでしょうか。政治が悪いんでしょうか。時代が悪いんでしょうか。
そんな生きづらさを感じる人にはある一定の思考パターンがあるように思います。そういう部分を手放すことができれば生きるってことの楽しさを感じられるんではないかとボクは思うんです。
良かったら最後までお付き合いください。
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完璧主義を手放す
若い頃のボクは割と完璧主義でした。一つのことを確実にこなしていかないと次に進むことはできないし、そんなボクだったから一足飛びにどんどん前に進んでいく人を許せない自分がいました。常にこうあるべきというものにとらわれて頑固にそれにこだわり続けていました。
朝令暮改が苦手で言い出したことはそれを守らなければならないと思っていました。何をなすにも自分の中に高いハードルをつくり人から「ストイックだねえ」と言われることに喜びすら感じていました。
常に正解を追い求めている生き方だったので当然それが見つからないと悩み惑いました。
そんなボクの考えが変わったのは枡野俊明さんの「競争からちょっと離れると、人生はうまくいく」という本を読んでからでした。なんだかすーっと楽になる感覚がありました。
誰かと横並びの人生なんてありえない。
自分一人の力などたかが知れている。
思い通りにならないから人生は面白い。
ちょうどなかなか結果が出ないプロジェクトで壁にぶち当たり理不尽に上司に詰められていた時にこの本を読みボクは救われました。
それまでは「こうあるべき」ということにとらわれ「嫌」を発することはできなかったボクは「逃げること」を決意します。その時にある意味「いい加減」であることの大切さを身をもって知ったんですよね。
満足の閾値を下げるということがどれほど幸福感を感じさせてくれることなのかということ、そして今まで正解だと思っていたことを時に疑う勇気が本当に大切だということを気づかされたんです。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) July 14, 2019
いい加減が好きです。聞こえは適当に物事をこなすようで良くないようにとれるかもしれません。ボクは完璧主義を手放し満足を感じる閾値を下げることだと思っています。それは甘えではなく赦しであり妥協ではなく勇気づけなのだと思います。#いい加減極め感じる幸福感
今ここを生きる
多くの人が陥るのは「今を生きられないこと」なのだと思います。かく言うボクも今を生きるということの意味に気づき始めたのはつい最近のことで若い頃はそれが全くできていませんでした。誰かと比べて「自分はああしてこなかったから今がこうなんだ」ともう過ぎ去ってしまったことに後悔したり、「こういう家庭に育ったからやりたいようにできなかった」と環境に愚痴を言ったりばかりしていました。そんな風に卑屈になる割には動こうとせずにただただ過去に生きてたんですよね。
過去に生きるだけならまだしも誰かがいう未来にも不安を覚えていました。お金の価値なんてどうなるかわからないような老後に怯えたり、会社が将来なくなるのではないかという喧伝に踊らされたりとにかく地に足がつかない自分でした。
30代になり読書をするようになりそんな自分自身をなだめるかのような本に出会いました。その本が大越俊夫さんの「その弱みこそ、あなたの強みである」という本です。
その本にあった特に自分に響いた言葉が「過去はもう済ませてしまった食事のようなもので未来はまだ食材も揃っていない献立のようなもの」という言葉です。
まさに過去の自分の生き方や過去に起きた出来事を悔やんだりしてもそれは二度と戻ってくることはないし、未だどうなるかわからない未来に対して心配したところで仕方がありません。
今の自分は過去の自分の積み上げでしかなくて未来は今の自分の積み上げでしかないんですよね。だったら今を真剣に生きる以外ないんじゃないかって思わされたんですよね。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) July 27, 2019
ある本に“過去はもう済ませてしまった食事のようなもので未来はまだ食材も揃っていない献立の様なもの”とありました。要は味わえるのは今しかないということです。だからいたずらに過去や未来を考えすぎるのは食えないってことですよね。#過去未来考え過ぎず今を生き
可抗力に集中する
完璧主義にも通じるところはありますが、自分でコントロールできることとできないことがあるということを心得るということはとても大切なことなのだと思います。全てを自分がコントロールできるという奢った考えは思い通りにならなかった時に食らう心のダメージがハンパなく大きいのだと思います。
人生に起こる出来事のおよそ6割は自分がどうあがいても変えられない環境であるということを聞いたことがあります。それを知り自分がコントロールできる範囲で必要なパフォーマンスをすることでその不可抗力の部分が小さくなって自分の影響できる部分が少しずつ大きくなってくるように思います。他人の心は変えられないというけれども、今は変えられなくても自分が出来うることに努力を積み重ねて説得力を増すことでいずれ人の心も変えられるかもしれません。
出来ないことを嘆いたり、環境を呪ったりするのではなく今できることを愚直にやっていくことで少しずつ出来ていくことが拡がっていく過程というのは幸せなことです。そんなことを気づかせてくれたのはボクが苦境に陥った時に何度も読み返したジョン・キムさんの「媚びない人生」という本です。
#彦根 からおはようございます
— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) July 29, 2019
人生で起こる60%の出来事は不可抗力だと聞いたことがあります。抗えないことに嘆いたり悔やんだりしていても虚しさしか残りません。どうにもならないことよりもどうにかなる40%に心を向けることで生きる濃度って変わる気がしますよね。#変えられる変われる部分見極める
自分の人生を変える一冊を持つ
ボクは20代の頃は全くと言っていいほど本を読みませんでした。ただただ仕事の忙しさにかまけて「本なんて読んでる暇ないわ」が口癖でした。
でも今思えばもっと若い頃に本を読んでおけばよかったと思います。まあ過去は後悔しても仕方ないんで今からもしっかり本を読みますけどね笑
忙しいから本が読めないというのは本当に言い訳でしかなくて、本を読んで自分の中に知識を蓄えて考えを変えるような刺激を得ることによって副産物的に時間はどんどん生まれてくるんだと思っています。本を読んでいると自分の中で考え方の革命が起きた時に突如生きやすくなる感覚を得られることがあります。本にはそのくらいの力があるのだと思います。
ボクの友達に人が生きやすくするために「ゴキゲン思考」という考え方を広めようとしている藤田さんという人がいます。
ゴキゲン思考についてはこちらの記事を読んでいただけると嬉しいです。
ボクには大きな夢があります。
それは人々をゴキゲンにすることです。
少しでも、毎日ゴキゲンで暮らせる人が多い世の中をつくりたい。
ボクの壮大かつ最高の夢がこれなんです。
そんな藤田さんが書籍「ゴキゲンを創ろう」 を出版しました。彼のゴキゲン思考は多くの人を生きやすくする思考だと思います。ボクはこの本を多くの人に知ってもらっていま生き辛い思いをしている人にぜひ読んで欲しいと思っています。
今彼が取り組んでいるのがこの「ゴキゲンを創ろう」を広めるためのクラウドファンディングです。このクラウドファンディングはALL-or-NOTHING方式、つまり達成しなければ計画は実行されず支援者に支援金が戻るというかたちです。
それだけの覚悟を持って自費出版されているこの本をなんとか多くの人に届けたいと友人としてボクも思っています。是非本の予約販売だと思ってクラウドファンディングにご協力いただけると嬉しいです。
この本が誰かの人生を好転させることを楽しみにしています。
今日お伝えしたいことは以上です。