イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【思考】ポジティブとは何か|ネガティヴと向き合った上で得られる恩恵

みなさんごきげんよう

ブログは週2回くらい書ければいいかと思っていますが意外と一回書くと反応をもらえて嬉しさを隠すことのできないイトーちゃんです。

f:id:SOMASOMA0416:20190504092007j:plain

滋賀県在住会社員です

マジで褒められると木に登りますがその辺は大目にみてください。

今日はツイートしながらなんとなく気になったネガティヴかポジティブか問題についてです。良かったら最後までお付き合いください。

 

 

不安をどう捉えるか

不安を感じる時それをネガティヴと捉えるかどうか。ボクは決して不安はネガティヴだと捉えないようにしています。なぜかというと不安を感じるということはその事象に対して何か行動を起こさなければという焦燥感や行動の動機を感じているからなのだと思うんですよね。だからボクはその不安を味わい尽くせばいいと思っています。

例えば明日仕事上で重要なプレゼンがあるとか大切な商談があるといった時には不安は少なからず感じるものです。そういう時にその不安をどう受け止めるかで過程や結果は大きく変わってきます。

誰しもが不安を感じるところで「ワクワクする」「どう乗り越えてみせようか」と頭と心で考えることはポジティブでしかありません。そういう時こそ感じていた不安が嘘のように簡単に乗り越えられることに気づきそれが大きな自信につながります。

逆に考えることをやめて不安から目を背けて放置することによってその不安はどんどんどんどん大きくなっていってやがて「不安」という状態から「心配」という状態に変わります。

「不安」のうちは曖昧な自分への問いかけが「心配」になると考え方のとっつきが自分に対する「どうするんだ?」「なんでなんだ?」という否定的な問いかけに変わってきます。

そうなると自分自身を責めるようなネガティヴな思考が生まれてそれを追い出そうと余計に自分に負担をかけるような悪循環に陥ってしまいます。

だから不安が心配に変わる前に自分の行動の中でポジティブな方向に自分の思考と行動を転換していくことが大切なんだと思います。

 

 

ネガティブと向き合ってこそのポジティブ

本当のポジティブはとことんネガティヴと向き合うことによって生まれる。五木寛之さんの本だったかなあ。学生時代にボクはそんな本を読んだことでネガティヴになることについてネガティブに考えたことはありません。むしろSNSでも散見しますがずっとポジティブにみんな前を向いて生きようぜ!ネガティヴなんて吹っ飛ばせ!的な人にはどうしても陰の部分を感じてしまいます。

ネガティヴになることなんてどんな人にもあり得ると思います。自分のやっている事が上手くいかない、、不運が連続してまるで自分だけが神から見放されているような気分になる、、自分が上手くいかないのに他の人が上手くいっている現状に対して嫉妬のような感情が芽生える。そういうことは誰しもあるんではないでしょうか。

そういう時にボクは自分の中に生まれる「妬み」や「嫉み」や「恨み」というものに蓋をするべきではないと思っています。それらの感情は蓋をして出てこないようにしようとしても必ず蓋を上手く外してまた自分の目の前に現れて感情を揺さ振るんですよね。

だからそういう感情が現れた時は自分の心の中にそれらの感情の居場所を作る事が大切だと思うんんですよね。

「悔しい」

「羨ましい」

「憎らしい」

「情けない」

「恥ずかしい」

そういう感情を自分で隠そうとするんではなくて、それも自分の一部だと認めて自分の心の中に居場所を作ってあげればいいのです。

そうするとそういった感情は二度三度と自分の前に現れる事なく逆に自分の中の一面として存在するので、ふいにこういう感情が現れた時に「またか」と吸収することができるんですよね。

 

 

自分の未来に目を瞑ることは決してポジティブではない

自分の人生がいつ閉じるかってことなんて誰にも想像はできません。例えば不治の病に冒されて徐々に死期が迫っていくこともあるでしょう。

不慮の事故で突然に意識を失ってしまうこともあるでしょう。そういう死期について考えることはネガティヴだと捉えられがちだと思いますがボクはそう思いません。

死期(エンディング)を意識して生きるということはとことんポジティブなことなのではないかと思っているのです。誰にもいつ終わるかなんてわからないからこそ生きよう!生きたい!思えるのではないでしょうか。

ボクは自分の価値観の中で最も大切なものとして「健康」というものを掲げています。自分自身が死期に際して後悔をしないような最低限の行動を今やっておきたいと思うのです。

だからボクは身体を動かすし、食事にも気を使うのです。生きるために健康に気を使うということは年齢に関わらず非常にポジティブな生き方なのだと思うんですよね。

 

  

ポジティブな人の本質を知る

f:id:SOMASOMA0416:20190625230831j:plain


 ポジティブであるということが良しとされる時代において誤って捉えられがちなのがポジティブであれという教えなのだと思います。空虚で無意味なポジティブに自分を当てはめていくということほどネガティブなことはないのだと思います。

これから言うことは人によっては厳しいと捉えられかねませんが、たとえSNSでとてもポジティブな発信をしている人がいたとしてもその人の表面上のポジティブさを真似たり、身につけたとしてもそれはハリボテに過ぎません。その人が本質的にポジティブなのでなければ真似をしたり、言葉を受け取ったとしてもそれは仮に安心したとしても長く続くものではないのだと思います。

もちろん言葉によって癒されたり響いたりすることもあろうと思います。でも特にSNSで本当にポジティブな考え方を身につけようと思うならば、その発信者のバックグラウンドやその思考に至るまでのプロセスを理解することが大切なのだと思います。

ボクの周りには自分のことをネガティヴだと言っている人も結構いるのですがそういう人に限って行動は極度にポジティヴで素直な場合が多いです。

本物のポジティブというのは生半可なことでは生まれるのではなく、とことんまでネガティヴな感情と向き合った人が副産物的に得られるものではないのかなと思う今日この頃です。