イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【思考】生涯貫ける好きなことを持とう|人生に「好き」が与える好影響

みなさんごきげんよう

今週も伊勢までサーフィンに出かけました。夕方の満潮である程度サイズが上がるかなと期待したのですがそれほどまでサイズアップせず少し物足りなさを感じながらトボトボと帰ってきたイトーちゃんです。

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滋賀県在住会社員です

さて今日はボクがなぜサーフィンにハマっているのかということをつらつらと書いていきたいなと思います。

めちゃパーソナルな内容なんで興味のある方のみ読み進めてもらえたら嬉しいです。

 

以前にもサーフィンに関する記事を書きました。こちらも併せて読んでもらえると嬉しいです。

somasoma0416.hatenablog.com

 

 

 

ボクとサーフィンの出会い

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若かりし20代の頃


 ボクがサーフィンを始めるきっかけになったのが25歳の時、初めての転勤で富山県に住むようになってから。同じ社宅の先輩にやってみないかと誘われサーフボードを貸してもらってやってみたんですが波待ちで板に座ることすらおぼつきませんでしたがとても楽しくてその日の夕方にはサーフショップにサーフボードを買いにいったのを覚えています。

ボクの周りにはそれほど上級者という人はいなかったので基礎を教えてもらうことはなかったのですが当時はDVDとかを借りてかなりこってりと研究していたことを思い出します。

それから、富山〜石川と7年くらいは日本海のある北陸地方には住んでいましたが日本海なのに冬にサーフィンをしないというニワカサーファーぶりだったので本当に行く回数は少なかったんですよね。

彦根に戻ってきてからは仕事がかなり忙しくなってきたので行く回数が極限まで減ってしまいました。

頻繁にまたサーフィンをやりだしたのは丁度5年くらい前。セミドライのスーツも買って冬も欠かさず行くようになりました。

仕事に埋もれていてちょっと人生ってなんだろうって思っていた時期からです。仕事や家族を含めた人生への向き合い方を冷静に考えた時自分がいちばん「いい状態の自分」で居られる選択肢ってなんだっけと考えるとやはりサーフィンでした。

ボクは波待ちしているときはいつもニヤニヤしていい笑顔をしているそうです。ボクは意識していないんですが先輩がそう言ってくれます。

それだけ「好き」が滲み出てるんでしょうね。

  

波のコンディションは予想できない

ボクの思うサーフィンの魅力は波がいつも同じコンディションではないということです。天気図を読んだり潮位表を読んだりして予測したり、今はスマホアプリに波の予測アプリもたくさんあってある程度の精度はあるんですがやはり当たり外れがあります。

ボクの住む滋賀県から日本海の鳥居浜までで約1時間半、太平洋の伊勢国府の浜まで約3時間。深夜から車を走らせて海まで向かいます。前日からある程度予測はできるんですが当たるも八卦当たらぬも八卦で車を走らせます。

しかし偉大なる自然の動向を予知することなんておこがましいことで実際に行ったら全く波がないなんてこともあります。そしてたとえ波のサイズはあったとしても風が強くて波がつぶされていたり、波数が多くてハードコンディションの場合だってあるのです。

だからこそいい波が入ってきていた時のテンションの上がり方といったらハンパないものです。何ごとも制約があるからこその喜びの大きさはありますよね。 

 

 

いかなる環境でも愉しめということを教えてくれる

そんな感じで環境は自分で選ぶということができないことがサーフィンの楽しいところでもあるけれどもどかしくもあるところです。

特にボクのように遠くから来るサーファーにとってこれはかなり厳しいものでもあります。でも、結局せっかく来たのだからと波のコンディションに関わらず海に入ることにしています。

例えば波が小さければパドリングの練習だと割り切っていつもよりも多めにパドリングしてみるとか 、波が多すぎてアウトサイド(沖)までパドルアウトできないのであればインサイド(岸側)でテイクオフの練習をすればいい。こんな風にどんな環境であってもそれなりに楽しむことができます。むしろボクはいつもいい波があるなんてことを期待せずに海に向かうようにしています。そのほうがあった時の喜びがひとしおですからね。

これは何ごとでも同じで環境に期待しすぎてしまうと人間ってそれに甘んじてしまうのだと思います。どんな辛い環境に置かれていても何か自分が楽しめる一点を見つけてそこに没入していけばその環境自体も見え方が変わったりします。サーフィンはそういうことまでボクに教えてくれてるのかなって思います。

  

なかなか上達しないことに意義がある

ボクはサーフィン歴だけでいえば18年くらいになります。めちゃめちゃ長いんでさぞや上手いんだろうと言われるとそうでもありません。本格的に再開して月3〜4回行けるようになったのはこの3年くらいですから回数でいえば知れています。

ボクが感じるのは本当に上達しないということです。色んなスポーツをやってきたけれどもこれほどまで上達しないスポーツは初めてです。他のスポーツであれば諦めてやめていたと思うんですが、サーフィンの場合はこれが面白い。行くたびに「手はこうしたほうが良かった」とか「膝の曲げはこうすれば良かった」とか気づきがあるんですよね。

最近はGoproというアクションムービーカメラを購入してそれを見ながら自分のフォームを確認したりしながら反省会をしています。そんな風にこだわっていけるほど好きになったスポーツはなかなかありません。そして少しずつ自分の満足のいく一本が乗れるようになってきているのですが、その時の満足感といったらありません。

すぐに上手くいくようならきっとこれほど好きになっていなかったと思います。ダサくてもいいからやれるようになるまで頑張るって気持ちがこれほど湧いてくるから本当に好きになれたんだと思います。 

 

 

大自然と一体になれる喜び

海なし県(湖はある)である滋賀県在住のボクとしてはこうやって毎週のように海という非日常である大自然が日常にある風景になっていることがすごく嬉しいと思っています。距離はあるけれどもこれはこのスポーツとの出会いや行こうという意志と行動がなければ実現できなかったことだと思います。

ボクは海が大好きです。天気や季節や潮の満ち引きによって見せる表情が違います。そして波の表情も違います。まったりとしたメローなゆっくりとブレイクする波もあれば切れ立って速くブレイクしていく波もあります。そういう波の表情のそれぞれが大好きだしそれに調和していくことも醍醐味なのだと思います。

深夜に出れば太平洋であれば美しい朝焼けにも出会うことができます。眠い目をこすりながら海に着くと美しい朝焼けが迎えてくれるとこれは至福でしかありません。

大自然にリスペクトを払いながら、遊んでもらうという感覚。これがまたいいんですよね。 

 

 

 好きなことを追求して生きたい 

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 自分の好きなサーフィンの魅力についてどっぷりと語っていたら止まらなくなってそろそろ4000字になりそうです。笑

ボクは「好きなこと」について語ることは本当に人生にいい影響を与えると思っていて自分自身が前向きになれるだけではなく周りの人たちにもいい影響をどんどん循環させていくことなのだと感じています。特に表現の場としてSNSやブログがある現在では誰にでもそれができます。関係性の深い人がみんなそれぞれに自分の「好きなこと」を表現することができたらそのコミュニティには本当にいい循環が起こってくるんではないかと思っています。

「好きなことを仕事にする」っていう言葉が結構先走っていたりするんですが、ボクはどちらかといえば好きなことは好きなことで置いておいて仕事にはしたくないと思っています。仕事は仕事で好きになっていくことであって自己成長につながるし収入アップにはつながってくると思います。そのために頑張ることも大切だと思っています。

 

ボクが仕事と切り離して趣味として「好きなこと」を置いておきたいのは、人生の中で潤う時間を持っておきたいからです。ライフスタイルとでもいうのでしょうか。ボクは健康で体が動く限りは波に揺られていたいのです。

 

「好きなこと」をするために身近な人を大切にしていくことが大切です。

特に子供達には親が楽しんでいる姿を見て“楽しむことへの前向きな気持ち”を育んでいってもらいたいと思っています。最近ではサーフィンで楽しんできたボクを嬉しそうに迎えてくれます。

 

そして何より「好きなこと」をさせてもらえている環境に感謝をするのが一番大切なのだと思っています。家族、健康、仕事全て今の環境があってこそ。本当にありがとう。

 

 

ボクの所属しているオンラインサロン「わいざんサロン」でも大人が本気で楽しむをテーマにリニューアルしています。よかったら覗いてみてください。

yzan.jp

 

 

今日お伝えしたいことは以上です。

 

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