イトーちゃんのあたまの中

会社員2.0を目指して日々奮闘するイトーちゃんのあたまの中を公開します

【SNS】影響力という言葉をどう捉えるかで SNSは楽しくも虚しくもなる

 みなさんごきげんよう

30代前半に母を病気で亡くしそれから健康第一を誓っているイトーちゃんです。

 

タバコをやめてランニングを初めて早6年が経とうとしています。

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11/25は大阪マラソンに参加します

 

さて今日は SNS歴7年のボクの経験から感じる影響力という言葉についてあれこれと話していきたなと思います。

 

今日のお題目です。

 

 

影響力について誤解していたボクのSNS黒歴史

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 ボクが SNSを始めた2011年は「個人の時代」という言葉や「パーソナルブランディング」という言葉がもてはやされていた時期です。

 

会社員といえども何かしら自分なりのアイデンティティを持って自分ブランドを築かないといけないと思っていたボクは迷わずフェイスブックを始めました。

 

まだアーリーアダプターだった SNSでとにかく先行者として結果を出したいと思って多くのSNSセミナーに通ったりコミュニティに属したりしました。

 

そこで教えられていたのがいいね!やコメントをたくさんつけて回ると返報性の原理でたくさん投稿にいいね!が付き影響力をまとうことができるというものでした。

 

正直にやっていくとどんどん自分の投稿のいいね!が増えてきます。

気を良くしたボクはひたすら機械のように他の人のコメントにいいね!したりコメントしたりしました。

 

客観的にいうといわゆるFacebookおじさんと揶揄されていた人種ですね。

 

さらにボクに勘違いさせたのがKLOUTスコアです。

 

KLOUTスコアとは

Kloutとは、米国サンフランシスコのKlout, Inc.が運営する、ソーシャルメディアにおけるユーザーの影響力の度合いを分析するサービスである。 KloutではTwitterのフォロワー数、リツイートされた回数、Facebookの「いいね!ボタン」といった、ソーシャルメディアのつながりとコミュニケーションを分析し、独自のスコア(Klout score)として評価する。

 

機械的にアクションで数をこなせばこなすほどゲーム感覚でこのスコアがどんどん上がります。

時間を忘れてこの作業に没頭しそれですごいと言われることで承認欲求を満たししたり顔をしていました。

今思えば本当に不毛な時間を使っていたように思います。

 

当時ボクはこの方法で日本のインフルエンサーの30位以内に入っていました。

前田敦子篠田麻里子の間にいました。マジかよ。

 

 毎日こんなことばかりつぶやいてました なんじゃこりゃ笑

 

こういう黒歴史があるからこそ今のボクがあると思っています。

そういう意味ではこのことは無駄ではなかったと自分を慰めています。

 

ちなみにこのKLOUTというサービスは今年の3月にそのサービスを終了しました。これもやはり時代の流れと言えるのでしょうね。 

 

  

人と人とのつながりと捉えると SNSは温度を帯びてくる

 ボクに大いに影響を与えてくれた藤村正宏さんのツイート

 

そんな風に機械的に数を増やしていくことにいつしか虚しさを感じていたボクは自分と向き合って SNSの使い方を抜本的に変えようと考えました。

そして機械的な作業に使っていたことをフォロワーの方のブログを熟読してコメントしたりして関係性を築こうとフォロワーの方と徹底的に向き合いました。

 

自分の発信を通して自分に共感してくれたり自分のことを好きになってくれる人ととことん向き合い、相手をよく見て相手に寄り添うことを意識しました。

 

 

以前のボクはいわゆる影響力のある人にコメントしたり積極的にアプローチをして人脈を作ろうと見え見えの下心をさらけ出していました。

そのほうが自分のことを紹介してもらえたり他のいわゆる影響力のある人とつながれるから結果的に楽になるだろうという甘い考えを持っていたんですよね。

 

確かに一時的にはいわゆる影響力のある人とつながっていればそのいわゆる影響力の傘に守られて自分にも影響力がついたような錯覚を覚えるときもあるのだと思います。

 

でも結局はそれも幻想。

カリスマ的ないわゆる影響力のある人とつながるとどうしても派閥や同調圧力が発生するということです。

これはいわゆる影響力の高いカリスマとうたわれた人のコミュニティに数多く属してきたボクが実感することです。

 

 

せっかくの自分らしさを発信できる SNSという空間で閉塞感を感じたらもはやそこにいる価値はないのだと思います。

それよりも自分自身とマインドが近くて価値観を共有できるような人とつながったほうが結果的に関係性が長続きするし何よりも楽しいんですよね。

 

ボクがやってきたのはボクに興味を持ってくれたりボクのことを好きだといってくれる人を徹底的に大切にすること。

 

本当にシンプルなことなんだけどこれを徹底してやってきたらいつの間にか自分の周りに価値観の近しい仲間がたくさんできてきたように思うんですね。

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こんなに懐いてくれる人も現れるようになりました

 

 

 

 

大切なのは多くの人に影響するのではなく身近な人にいい影響を与えられるか

 

ボクと価値観の近い仲間はボクの一つ一つの行動に注目してくれて、ボクに影響を受けてくれます。

 

そういうのがすごく嬉しかったりします。ボクみたいな普通の会社員のちょっとした勇気を出した行動によって人の心が動く。そういうのがすごく嬉しい。 

 

カノーんはブログを始め、ひらるみははてなブログに秒で移行した 

 

これはボクが彼らが何かを始めた時も間違いなく影響を受けるし、共感することであれば必ずすぐに乗っかったり一緒にやろうとするだろう。

それは日頃のSNSでのやりとりを通じてその人の人となりをとことん知ることで信用が生まれているからなんですよね。

 

ボクの考える影響力とはコミュニケーションの集合体

 

大きなカリスマの指示命令や号令ではなくて、小さなつながりの共感や信用から桁違いの行動が生まれる。その一つの例だと思います。 

 

 

 

しなやかフェスは小さな影響力の集合体

そしてボクがもっともそのことを実感するのがしなやかフェスです。

素人が企画し素人が演者となり、素人が楽しむフェス

 

その参加者一人一人の発信によりハッシュタグ#しなやかフェス2018秋はTwitterの全国トレンド2位まで登りつめた 

 

 

ボクもしなやかフェスについて書いているので良かったらどうぞ。

somasoma0416.hatenablog.com

 

一人の就農したばかりの百姓が一人のマーケティングパートナーと組み、彼らが一人一人のフォロワーと心を交わして創った関係性の集大成。

 

日々のツイートを通して築いた関係性の深い仲間たちは一人一人の影響力は小さいけれどその一人一人が集まれば大きなムーブメントを起こします。

 

これぞまさにジャイアントキリング

 

 

 

(まとめ)これからの影響力はカリスマでなく球体型

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カリスマ的なインフルエンサーが一方的に発信してそれを崇めたてて拡散するような手法はもう時代遅れなんだと思います。

 

コミュニティに属する人全員が主体性を持って当事者意識を持って発信力を高めていけばコミュニティ全体の影響力は確実に高まります。

 

yzan.jp

素人が運営するオンラインサロンで一番おもしろいものを作る

 

 

彼のブログの中にある球体型のコミュニティという考え方に惹かれているからボクは彼のオンラインサロンにいます。

 

彼がとびっきりのカリスマで彼が右を向けといえば皆が右を向くような形ではありません。

彼が本音で語る分、サロンのメンバーも本音で意見をぶつけ合う。

そういう姿勢が垣間見れる珍しい形のオンラインサロンです。

 

そこには予定調和や同調圧力というものは一切ありません。

価値を感じなければいつでも抜けられるような風通しの良さは、より質の良いものを目指そうとする彼の覚悟ではないでしょうか。

 

現時点での各メンバーのいわゆる「影響力」というものは低い。

でも彼を中心にメンバーがそれぞれ切磋琢磨しながら発信力を高めて全方位的に発信できるような球体型のコミュニティをメンバー全員で志向しています。

 

いつかみんなで起こしたいな。ジャイアントキリングを。

 

 

yzan.jp

そういう意味での影響力をつけたい人はこちら 

 

今日お伝えしたいことは以上です。

 

 

 

 

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letterpot.otogimachi.jp